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しずまらない《1》*

「…………っ」 完全に部屋の電気はついたままの明るい部屋で、俺は下半身に身につけていたものを全て取り、上半身Tシャツ1枚に下は何も着ていないという格好でベットの上に座っていた。 下全部脱がなくたって出来たんだけど、初瑪が 「下は全部脱げ」何て言うし、「やだ」って答えれば「俺の言葉は “ 絶対 ” だろ」なんて言うから仕方がなく脱いだ。 俺のモノはやんわりと芯を持ちだしていて、そっと触れればすぐに起つ。服で擦れて少し赤くなっている先からは、既に先走りが流れていて、つぅーっと竿をつたっている。 手で上下にすこし擦ればそれだけでものすごい感じでしまい、先走りが溢れてくる。 「……ふ、ぁ……んっ、あっ……んぁっ…」 体がアツいせいか、いつもより感じでいるのが自分でもわかって動くのを躊躇ってしまう。 普段自分でも必要最低限しかしない行為のため、これくらいの強くなった快感さえ怖く感じる部分がある。 ゆるゆると抜いて刺激を与えれば、先からはどんどんぬめっとした液体が出て、自分の手を濡らす。早くこの熱を鎮めたくてスピードをあげ、普段あまりにも刺激が強すぎるため触らない亀頭の部分にもほんの少し触れ、イくのを促す。 「……あぅ……ん、ぁ…んんっ…んっ……」 初瑪がすぐそこに居て、自分からでる変に甘ったるい声も聞かれていて、頭がでは羞恥心が耐えないのに、体がどうにもならなくって手は動き続ける。 …………気持ちいい それが脳内をぐるぐる回ってくると、自分でもそろそろ射精するとき特有のイけるって感覚がしてラストスパートをかける。 「………んんっ…ぁ、んぁっ……っ、あっ……ん…」 いつもはこんなに声はでないし、こんなに感じることもない。 「………ひ、ゃ……ぅ、あっ……んんっ………………」 あと少しの所を思いっきりフッ飛ばそうとして、亀頭の部分をカリッと刺激するとあの感覚が急激に襲う。 「っ、んぁっ……あ、ぁ、あっ!!」

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