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しずまらない《2》*

白濁の液体をなんとか手で受け止め、ティッシュで拭き取る。 そこまでで射精した後の疲れからか、そのまま腰を折り曲げる感じでぺたんと倒れた。 荒い呼吸はまだ調わず、はぁはぁと息を調えているとあることに気づいて、思いっきり体を元のベットの上に座る体制に戻した。 ……何で!! イけばアツくなくなるはずなのに、そんなことは少しもなくて、それよりもさっきより熱が高まっている感覚さえ覚える。 俺のソコも鎮まっていない。 「………ぅえ、何で?……なんでぇ……」 そんな時に不意に初瑪の後ろ姿が目に入って、俺が正常ならそんな事しないのに今の俺は頭が回らなくておかしかったのだろう。 「……初瑪…どーして……何で、アツいの治まんない……嘘つき………うぅ、イけば…鎮まるって…うぅ、言ったじゃんかぁ……」 そして言う。 「……どうにかして………助けてぇ、初瑪」 初瑪からは、ほんの少し熱のこもったため息が聞こえた。

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