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あ、うん。盛られたな《2》side初瑪

「……んぁっ……ぅん………」 りぃは体を起こそうとしているが初なかなか起き上がれないので、手助けと思い…腕を掴んでやると、さっきより高い声を出す。 「…ひゃっ……あっ、んんぁ…!」 そのまま一気に立ち上がるが、すぐに力が抜けてベットに寝転んでしまった。 あ、うん。これは媚薬でも盛られたな。 そうだとしか考えられない。盛った相手は電話の主だろう。ジュースにでも入れたのだろう。 「…うぅ…初瑪ぇ……助けて…」 …………………うん。 「りぃ、ちょっと我慢しろ」 そう言うと俺は李絃の方腕を引き、腰を支え、ぺたんとお尻をつけるような体制で座らせた。 ただ、それでりぃは声を漏らす。つらいか。 「……んっ!……は、ぅ、あ……んっ…ぁ」 その鼻から抜けるような声やめて欲しい。りぃは一般の男子よりもただでさえ少し声が高めだからよりだ。 「…も、ゃ……何で…な、のぉ…」 手を出したい。あと一つ俺の好みでも突いてきたら、確実に手を出すな。…………はぁ。そんなことを知らない本人は辛そうに体をくねらせている。そんなりぃに俺は言う。 「りぃ、楽になるならひとつしかないがどうする?やるか?」 「何…を?どー、すれば…んっ…いい、の?」 「イけば治る」 「い、く?……え、イく?…ぁ…ってこと?」 俺は頷く。 「だから、どうする?自分でヌけるか?…無理ならヌいてやるが」 「…い、いっ!…じ、ぶんで…やるからっ…!」 一応俺が何を言っているのか理解はしたようだ。媚薬を飲んだのなら、今りぃはものすごく出したくてたまらないのは確かだ。目の前でオナらせるのも面白い。 「…早く…で、てって…やれない」 「構わずやればいいだろう」 「……ば、か!…んっっ……む、りに、決まってん…だろ…っ!」 「後ろ向いててやるからそれでいいだろう。そこにいるから」 俺はベットから降り、ベットを背もたれにして後ろを向いた。

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