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助けてやるよ*《4》
「…っ!初瑪、やめ…ろ、って……」
「りぃ、舌噛むなよ」
は?という声は俺から出ず、変わりに俺の声かと疑うような甲高い声が出た。
「ひゃっ、あっ……んあっ!」
初瑪が俺のモノを優しく掴み、上下にその手を激しく動かした。
は!?何してんのコイツ?!
今、こんなことされたらイくから!
ねぇ!
果てるよ!すぐ果てちゃうから!
そんな俺の心の声など初瑪に届くはずがなく、その手は一向に止まる気配がない。
「あっ、んんっ…や、だぁ……ひゃっ」
え、待って待って待って!
他人にそんな所触られたことなんてないから、感じ過ぎてやばいんですけど!
俺って単純な体構造してるっぽいから、他人に自身のモノを少し激しく触られちゃうだけでイきそうになってるよ?!
女の子相手じゃないと勃たないと思ってたけど、媚薬のせいで何でもOK状態になってるよ俺の体は!
それよりも初瑪の顔が見えないのが怖い。
今俺に触れている初瑪がどんな顔をしているのかが目隠しのせいでわからない。
俺のを抜き始めてから初瑪は何も言葉を発しないし、抜く以外の行動に出ることもない。
…………なんかすっげぇ怖い。
「んぁっ……んっ、あっ……ぁ」
この間キスされた時と同じ感じだ。
なんかわかんないけど怖くて仕方が無い。
何も見えないわからないところで、俺が俺じゃなくなってるからか?
怖さのせいで今にもイキそうなのに、なかなかのぼりつめることが出来ない。
イけば終わるのにっ!!
すると急に初瑪の手が止まった。
「……どうした、りぃ?」
どうしたも何もじゃねぇよ!
「…怖い。見えないのが、怖いんだよ」
そういうと初瑪が俺から離れて、顔に手が触れるとそのまま目隠しを取ってくれた。
視界が明るくなって目が慣れない。
初瑪、案外すんなり取ってくれた……
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