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遊びを終わらせるには《2》*

「んあっ…んっ、ぁふ…ッ……んんっ」 「イかせてほしいか、りぃ?」 感覚的にはイけるはずなのに、モノへの刺激が弱すぎでイけない。そのせいで熱が溜まっていくばかりだ。 たぶんイけばこの遊びも終わる。 鈍った頭が示した答えは 「…イかせて……ッ」 だった。 「……素直だな。フッ、可愛い」 初瑪がなんか言ったっぽいけど、さっきからするくちゅっていう音と、俺の声で俺はうまく聞き取れなかった。何となく意地悪なことは言われてなさそうだけど。 「んっ、ぁ、んっ……あっ、ん……ぅ」 なんかよくわかんないけど俺の中で指がバラバラに動いていて、その度にローションが塗りこまれるから感度がひたすらあがってると思う。 ほんと!マジで!呪う!! 指が的確に俺のなんかヤバいところを突くようになって、その度になれないその快感に身がはねる。完全に勃っているモノもさっきよりもあきらかに先走りの量が増えてて、ぽたぽたと下に落ちる。 …………自分でヤってもこんなになんねぇよ? ヌくスピードがさっきより早くなって、もどかしさがなくなる。そんでもって後ろの指は、だんだん動きがゆるくなってきていた。 まぁ、それでもむっちゃ感じてますが…はぁ。 「んんっ……あ、ぅ……んぁ……ッ」 枕に顔を埋めることさえ苦しくなってきて、ぺたんと体をつくと、バスタオルに胸が擦れ、ピリッと走る。 「んひゃ……あっ、ぅ」 あ、ちょっ、ヤバい。 自分で余計なことした!! 自分でやらかして感じてどうするんだよ!! そう思って体を元に戻そうとしても、何故か初瑪が「そのままの体制でいろよ、りぃ」なんて言うからなんか従っちゃってそのままだし。 そのまま快感に耐えてたら、裏筋とか先とか、めっちゃ弱いとこを弄りながら初瑪がヌくようになった。 「っあ……ッやだ……んっ、あ、んんっ……ぁ」 目の前がチカチカし始めて、単純に「あ、そろそろイくな」なんて思った。初瑪も同じ男だしそれがわかってきたのか、ラストスパートをかけ始めてきて、やられてる俺はヤバい無理。 「んっ、も、…んッ…イ、く…からッ」 「ん。溺れろ」 ゆるくなってきていた後ろの指が思いっきりヤバいとこを突いてきて、それと同時に弾けた。 「……ひゃっ、ぁ…んっ、ああああッ」 そのまま俺はかくんと体の力をなくし、意識が遠のいていった。

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