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ただの手段《3》
それと
「ただの手段ってほんと最低。お前にとってはそうかもしれないけど、俺にとっては違うんだよ!バカッ!バカバカバァァカッ!!」
「だから少しは悪かったと思ってる」
「純粋無垢な男の俺が男にキスされたなんて、どうしていいのかわかるはずねぇだろーがっ!」
「自分で純粋無垢なんて言うのか。気にしなければいいだけだろ。ただの遊びだった…そのくらいお桃ってればいいんだよ」
「……………………わかった。そうするわ」
男だし、初瑪も男だ。
ノーカンにならないなら遊びだったって思うのが一番だ。てか、実際にそうなんだし。
ただ、まだほんのちょっと唇に感覚が残っていんのが気持ち悪い。
くっそ、最悪だよ!!
「もう2度とこういう意味で俺にキスすんな。てか、ほかの人にもすんな。お前のやっていることは決して誰しもじゃない。すんなら、初瑪と同じようにそうやって思ってるやつか彼女にしろバカ」
「馬鹿なのはりぃだろう」
だから毎回思うんだけど人のことバカにしすぎ。ほんと好きになれねぇよきっと。
はぁ…ほんと最低最悪マジで死にたい。
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