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episode4_5

李央の唇を啄んでいた貴央の唇が、李央の肌を這っていく。首筋を舐めながらワイシャツのボタンを外して、貴央は臣に話しかけ続ける。 「あの日、臣が助けてくれなかったら、きっと李央はセックスが恐怖でしかなくなってただろうね。李央の体を開いて俺に渡してくれて本当に感謝してる。持つべきモノは友だね」 当時、気が焦ってうまくセックスが出来なかった貴央が助けを求めたのが臣だった。 こうなってしまう前から、臣に李央への想いを相談をしていたし、男同士のやり方も聞いてはいたが、思っていた通りに進むわけもなく、臣のペニスで快感を教えさせてから貴央は李央を貪った。 現在貴央は、仕事で仕方なく海外生活をしているが、本当は李央とずっと一緒にいたいと思っている。それが叶わないから、三ヶ月に一回のペースで李央の体を貪りに帰ってきている。 露わになった李央の胸にうっとりしたように顔を擦りつけ、乳首に吸いつく。 貴央の愛撫を李央は無表情で受け止めている。 「臣もこっちにおいでよ」 「俺はもう必要ないだろ」 「そう言うなって。残念だけど、僕じゃ李央は勃起してくれないんだ。今日は李央のが飲みたい」 「薬でもなんでも使えばいいだけの話だろ」 「嫌だよ。李央の体に得体の知れないモノを入れるなんて」 「俺に触らせるのはいいっていうのか」 「まあ、臣は僕の友達だし」 一度言い出すと聞かない貴央の性格をわかっている臣は、ソファーから立ち上がり二人が座る方へ移動して李央を後ろから抱き締めた。 「何してもいいから、李央を悦くしてやって」 貴央は李央のスラックスと下着を脱がせると大きく脚を開かせ、萎えたペニスを口に含んだ。

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