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episode5_2
回した腕に力を込めて更に引き寄せて唇を合わせた。息荒く喘ぎながら舌を絡めて、唇が腫れるまでキスを続ける。
「はあ、はあ」
長いキスが終わり、立ち上がろうとする臣を素直に解放してやった李央は自分のだらしのない姿を見つめた。
ワイシャツには尖った乳首が主張し、スラックスの前は山になってズキズキと痛む。
「辛そうだな」
「痛っ」
ソファーの前に置いてあるテーブルに座った臣は、靴のままで李央の股間を踏みつけた。
押し潰される痛みに、李央の躰がビクリと動く。
「酷く・・が、お望みだったよな」
「アアッ!ッ、はは・・いいね・・」
「これでイけたら挿れてやる」
更に脚を伸ばし、股間に押し付ければ李央の背中が丸まり、臣の足首を掴んだ。
「手を離せ」
表情一つ変えない臣の命令通りに手を引いた李央は、ワイシャツの中に手を差し込み直接乳首を摘まんで扱きだした。
「ンンッ、イけそうかも───」
「脚は閉じるな」
乳首の刺激も合わさり、漏らしてしまいそうな快感に膝を擦りよせようとしたが、言われた通りに脚を大きく開いた。微かに腰を振らす李央は、踏みつけられている股間を見つめ、唇を噛み締めた。
「全然萎えないな」
「はあっ、もっと・・もっと擦って・・」
微妙に足りない刺激がもっと欲しくて強請れば、臣は応えるように脚に力を入れて押し潰しながら上下に動かす。
「あああっ!イくっ、イくっ!」
下腹部を突き出した李央はビクビクと腰を震わせて射精した。その間も股間を踏みつけられ、敏感になった躰は面白いように跳ねた。
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