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episode5_3
腰を揺らして射精する姿に鼻で笑った臣は脚を組んだ。
「今日の臣はドSでいいね」
ソファーを鳴らして起き上がった李央は床に膝を突き、臣の股間に触れる。
「ご奉仕いたしましょうか?ご主人様?」
「やめろ」
可笑しそうにニヤける李央の腕を掴んで立たせると、スラックスと下着を脱がせた。肩を掴んで背を向けさせてそのままソファーへ軽く突き飛ばせば、李央は背もたれに抱きつく形になった。
「さっきからずっとガチガチなくせに強がっちゃって」
「お前は本当に人を煽るのがうまいよな」
「いっ、た・・」
李央の頭を押しつけ、両腕を背中側で組ませるようにするとジャケットを肘までずり落ろして、その腕に布を巻き付けて器用に拘束した。
「尻を上げろよ」
「はは、やっば・・」
「聞こえないのか?」
臣の命令に背筋を振るわせた李央は、鷲掴みされた尻朶を挿入しやすいように突き出す。
ソファーの背もたれに上半身をべったりくっつけ、快楽を待ち侘びる。
「はあっ、臣・・」
アナルが空気に晒され、臣の視線を感じてヒクヒクと誘っている。臣は手早くペニスを取り出すと、そこへ亀頭を擦り付けた。
待ち侘びた熱にアナルを刺激されキュッと締まり吸いつく。
ついさっきまで貴央に好きにされていたアナルは容易く臣を根元まで受け入れた。すぐに抽送をはじめれば、体内の精液がぐちゅぐちゅと音を立てる。
「あっ・・あっ・・あ゙ッ!」
段々と激しく乱暴になる律動に合わせて李央の喘ぎも大きく濁っていく。
「あんなにヤった後なのに、まだ締め付けてくるんだな」
「アアッ・・好き、だから・・、臣のセックス・・ンンッ、好き・・好きっ」
喘ぎの合間に譫言のように好きだ好きだと連呼する李央の声に、臣は複雑な表情で腰を打ち付ける。
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