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episode6_3

『いい加減にしろ』 臣はキツく言うと、李央の体を力任せに剥がした。ここまで拒否させると思っていなかった李央は一瞬、ほんの一瞬だけ驚いたような顔をしたが、その表情はすぐに険しくなった。 『今更なんなんだよ…はは、本当笑える』 鼻で笑った李央は臣を睨み返し、胸ぐらを掴むと壁に追いやり叩きつけた。衝撃にしかめっ面をした臣と李央が見詰め合う。 『どの男とヤっても満足できない。あの時みたいにならないんだよ。このままじゃ尻が疼いて頭がおかしくなりそうだ』 辛そうに見える李央の表情に、苦虫をかみつぶしたような顔をした臣は李央の手を取り、ベッドまで連れて行くとうつ伏せに押し倒した。 無言のまま李央の腰を引き上げ腰を高く上げさせると、引き出しから取り出したローションを乱暴に李央の尻にかけた。尻朶を拡げ、アナルに伝うローションを掬うように自分のペニスに塗るとヒクつくアナルに挿入した。 『はあっ、アッ、ああ゙っ!』 簡単に挿っていく様を間近に見つめる臣は気持ちよさに下唇を噛み締めれば、李央の腰がビクビクと揺れた。 『ッ、挿れただけでイったのか?』 『ああっ、気持ちいいッ!』 容赦なく腰を打ち付ければ李央はひっきりなしに喘ぎ、もっともっとと強請った。

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