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episode2_4
洸希は李央を起き上がらせると、空いたシートに腰掛けた。
「好きにしていいぞ」
スラックスの前を少し寛げて窮屈そうにしていたペニスを下着の中から取り出して見せた。
支えが無くとも硬く勃ち上がっている赤黒いペニスを見せつけられ、李央の喉が動いた。
「はあ・・・いつ見ても凄いね」
熱く脈打つ塊を掴んだ李央はうっとりしたように見つめ、唾液をたっぷり含んだ口内で数回扱いた。
「洸希さん」
李央は洸希に向かい合うように跨がり強請るように唇を啄む。口内で更に密度を増したペニスを後ろ手に掴み、ゆっくり腰を落としていく。
「はぁっ・・ッ、ああ・・」
アナルを押し広げていく感覚に背筋がゾクゾクする。亀頭まで挿れた所で抜いて、今度はその少し先まで一気に挿れてまた抜いてを繰り返した。
「遊んでるのか?」
「違っ、一気にしたらイきそ・・だから・・」
まだ動いてもいないのに息が上がって仕方がない。この硬いのが自分の体内を往き来するのかと想像すると堪らなかった。
「さっきからイけばいいと言ってるだろ」
「んぅッ───!!」
焦れったさに我慢ならない洸希は李央の腰を掴むとペニスを根元まで挿入した。背筋を這い上がってくる快感に李央は洸希の肩口に額を押しつける。
「なんだ、イかなかったのか」
李央のペニスを掴んでみると、先走りは出ていたが射精はしていないようだ。
「はは・・そう簡単にイっちゃったらつまんないじゃん」
顔を上げた李央は洸希に体重をかけて座ると、自分の着ているワイシャツに手をかけた。
「ここも一緒にして欲しい」
胸を突き出し、露わになった乳首を差し出す。
洸希の頭を引き寄せて強請れば直ぐに吸い付かれ舌で転がされた。
乳首への刺激でアナルが勝手にヒクつきじっとしていられなくなった李央は天を仰ぎ、夢中になって腰を振った。
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