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第225話

「ブラン、今度パーティーに連れて行くぞ。可愛い衣装を作ってやるからな。前の奴の服は全部捨てよう。ブランに似合う服はもっと他にある」 出来上がった衣装は、透ける白いシルクの襟や袖にたっぷりフリルのついたブラウス。黒い革の太ももが露になるどころか半分尻が見えてしまいそうなショート丈のピッタリしたパンツ。ショート丈の黒い革のボタンブーツ。 オーガンジーの透け感にこだわったと芹澤が力説するブラウスは、ここまで丸見えなのに着る意味はあるのだろうか? 「下着が見えたら興ざめだから、中にはこれを履くんだ」 とTバックの紫色のショーツを差し出す。 手ずから衣装を付けさせた芹澤は、明らかに興奮していた。 「ああ、ブラン、綺麗だ。お前は足も真っすぐで形も素晴らしいな。この尻も最高だ。きっと注目の的だ」 この姿を衆目に晒されるのかと焦ると、 「心配しなくても、お前が一番綺麗だ」 と、とんちんかんな事を言いながら、服を脱がし始める。 そして、Tバック一枚になったところで、ベッドに連れ込まれた ベロベロと体を舐め始めたのでいつもの毛づくろいかと思ったが、はあはあと息が荒い。今日こそやられるかもしれないと覚悟した。 「紫のTバック、たまらんな。色の白さが際立つ」 執拗に胸を吸った後、うつ伏せにして陽向の尻を持ち上げた。 両の掌で可愛い可愛いといいながらこね回す。チュバチュバと音を立てながら吸い付き舐めまわす。 ますます荒くなってきた息が尻に掛かる。とうとう、Tバックの布を横にずらし、蕾を舐め始めた。 約2週間ぶりにそこへ与えられた刺激に記憶が蘇り、男と交わる嫌悪感を思い出した。 そうとも知らず、芹澤は陽向の体を表に返しTバックの小さな布地に鼻を擦り付け、布の上から舐め始める。 そして、ショーツを引き下げ陽向のものを口に含んだ。 ああ、やっぱりこれか。・・・キモチワルイ。吐かないようにしないと。 そんなことを考えているせいで、芹澤の口の中のものは柔らかいままだ。 と、突然口を離した芹澤が、にっこり笑って「やっぱりブランは可愛いな」と言った。 来る、と陽向は身構える。が、芹澤は「よし、俺が風呂に入れてやろう」と身を起こし、バスルームに向かった。

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