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#10RTで本気でエロい小説を書く

───孕めばいいのに。  本気でそう思った。 男の尻穴にチンコ挿れて腰振って、這い上がってくる射精感に息を荒げながら。 「今日もナカに出すよ…誠二さん、ンッ、はあっ」 「あっ、あっ、アアッ!!」 次第に締まっていくナカに俺は負けるようにして息を漏らせば、堰を切った快楽に情けない声が出てしまった。 「逃げたらダメでしょ」 「も、無理っ、もうッ──」 うつ伏せの背中がうねりながら逃げをうつから腰を引き戻してもっと奥へ挿るように腰を押し付ける。 「気持ちいいんだよね?」 「おか…、おかしくなるからっ、もうッ、や、いやだあっ」 「あはは、可愛い。ねぇ誠二さん…どうしておかしくなるの?」 「ま、またっ、イっちゃ、イク、イクっ!」 堪えることも忘れ、ビクビクと痙攣する躰を仰向けにさせて半開きの唇へ舌を挿し込み舐め上げる。 「知ってる?感じれば感じるほど妊娠しやすいって」 「そんな…」 「誠二さん、妊娠しちゃうね」 上唇を吸い上げてから微笑みそう告げてみれば、絶対あり得ない事なのに怯える瞳にゾクゾクした。 男癖の悪い母親が、再婚相手だと突然連れてきたのが誠二さんだった。 お互いのどこに惹かれたのか不思議なくらいに不釣り合いな二人に見えた。 初対面だったが、こんな女に捕まって可哀想にと同情したのを覚えてる。どうせ長続きもせず、俺が気が付いたときには既に別れたと聞かされるのがオチだ。 俺の予想は的中で、その日も遅くまで遊び歩いた俺は夜中に家へと帰ってきた。 眠気に大あくびをしながらリビングのドアノブを掴んだときだ。 「はあっ、ンンッ、あっ」 ドアの向こうから聞こえてくる男の喘ぎ声に動きがピタリと止まる。ドアにはめ込まれた硝子に顔を近づけ中の様子を伺えば、ソファーに座っている誠二さんが見えた。 こんな所でオナってんのかよ。 脚を大きく開いた股の間で腕が激しく動いているのが見えた。 母に相手にされなくなって寂しいのか、誠二さんは行為に夢中だった。 ここはそっと退散してやるべきなのだろうけど、俺は面白半分で敢えてそのドアを開けてリビングへ入っていった。 「っ!?」 物音のにビクリと首を竦めた誠二さんと目が合う。次第に真っ赤になっていく顔から視線をずらして下へ向ければ異変に気がついた。 チンコを握って扱いているものだと思っていた手はもっと下…、奥の方へ伸びていてた。 「………へぇ」 抱えていた鞄を床に降ろし、俺は一歩一歩誠二さんに近づいた。 「なにしてるんですか?」 両膝を硬く閉じて顔を背ける誠二さんに声をかけたけど返答はない。 「これは母に仕込まれたの?」 「アッ!」 膝を割るように力づくに左右に拡げると、睾丸の奥、尻の穴にバイブが挿っていた。 「ねぇ、聞いてるんだけど」 「や、やめッ!」 阻止しようと伸びてくる手を拘束して、バイブを掴んだ俺はそれを容赦なく出し挿れした。 男の、オッサンの、義父の性癖なんて興味もないはずの俺の股間は一瞬で勃起てしていた。 「母さんもいい趣味してんな。抱かれ飽きたら次は男を抱く側か?笑える」 「ち、違っ」 「違わねぇだろ。どうせ母さんの事だから物珍しさに手ぇ出したんだろうけど、結局自分が抱かれなきゃ気が済まねぇんだろうよ」 言葉荒くまくし立てて手の動きを激しくすれば、押し殺した声と共に腰が前後に揺れて勢いよく射精した。 「そんなにケツがいいのかよ。俺のチンコ挿れてやろうか?」 笑いかけながら誠二さんを引き起こして自分の股間に顔を埋めさせた。反射的にすぐ頭を引かれたが、もう一度股間を押し付ければ一瞬の間の次には、ズボン越しの勃起したチンコを夢中になって唇で咥えていた。 それからというもの、一日と空けずに抱き続け、俺の感情が興味から愛情に変わるのにそう時間はかからなかった。 それから数か月が経つが、俺と誠二さんの関係は日に日に濃くなっていく一方だ。 好きだ愛してる俺だけのものに。 「今日はここでしよう」 「でも…」 いつもは俺の部屋でしかセックスをしないけど、今日はリビングのソファーに誠二さんを押し倒した。 初めて誠二さんを抱いたあの日のように。 「大丈夫、母さんならどうせ遅いよ」 言い返す為に開いた唇ごと激しくキスをすれば、誠二さんはすぐに折れて俺の背中に手を回してきた。 ガチャリと奥から聞こえる金属音と共に床が歪む足音に、俺はにやけずにはいられなかった。 【End】

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