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第1章第64話
暁side
約束の日僕は早く目を覚ましそわそわ。
自宅に行くならラフな格好かな?
鏡を見ながら服を選び
30分程悩んでようやく決まり
「あ、お風呂入ろ」
いっぱい触られてもいいように
シャワーのみだけど身体を綺麗にして
サッパリすると選んだ
服を着鏡と睨めっこする。
大和は遊びに行くのは
少し抵抗があるようで……。
「早いとか関係ないのに……」
好きな人なら沢山触って欲しい。
いっぱい気持ちいい事したい!
僕ってHかな?好きな人と
そう言う事したいと
思うのはやらしい事だろうか?
確かに経験はないし
嫌われたくないなって思うけど
不思議と怖くはなかった。
「やっぱりお泊まりかな……?
でも大和に訊いてないし」
1人でブツブツ言いながら
お泊まりの支度をしようとして止める。
「待って……ここはわざと
何も用意しないで行こう」
そしたら彼シャツとか?
きゃーきゃー1人で妄想しながら
時計を気にしてる。
待ち合わせまで後1時間。
自分の身体を再度チェックし
よし!準備万端。ちょっと早いけど
僕は自宅のマンションを後にする。
大和もそわそわしてるのかな?
きっと可愛いんだろうな。
顔が思わず緩むのを抑え
待ち合わせの駅前に急いだ。
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