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第1章第67話

最初はバードキス。 段々と深め俺が舌でノックすると 暁は簡単に口を開け俺を招き入れる。 迷わず舌を口内へ侵入させ舌を絡めとると 重ねた場所からチュルと水音が漏れる。 「んっ…………ん」 暁の鼻にかかった声が俺の下半身を直撃。 角度を変えつつ上顎を舌先で舐めあげると 暁は身体をビクンと震わせた。 やべ…………可愛すぎ。 更にむしゃぶりつこうと 舌を絡めた瞬間だった。 暁のポケットでスマホが鳴り出す。 「ん……誰こんな時に」 暁は少し頬を膨らませながら 俺の腕の中でスマホを出すと ムッとした顔で電源を切ってしまった。 「あ、暁?いいの?電話……」 「いいの颯真だから……」 げ、逢坂…………またバッチリなタイミング。 「どうせ大和と会ってるの 知ってるからかけてきただけだし」 くそ、こんな時まで邪魔するか。 逢坂のヤツめ!

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