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第1章第70話

首筋に降りた柔らかな唇は ちゅちゅと優しく左右に降り注ぐ。 たったそれだけの事なのに 僕の背中はゾクゾクしピクンと跳ねる。 「暁の……ここ可愛い」 大和が僕の突起に触れ 片方にペロっと舌先を這わせれば 僕の身体は更に震える。 「ぁっ…………ん」 軽く刺激されただけなのに 僕の突起は立ち上がり つい物欲しそうな目で大和を見つめた。 「その表情反則」 それが合図だった。 大和が僕を強く抱きしめると 唇が合わさり息つく暇もなく ヌルりと舌を絡め 取りベッドに組み敷かれ 僕の身体を大和の大きな手が撫で回す。 「っ…………んっ……ふっ……ん」 角度が変わる度クチュと濡れた音が 耳をつき大和の手が僕のズボン越しに 既に熱く反り勃ったそれを指で辿る。

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