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第1章第74話

「あっ……んっ……はっぁん」 思いの他それは大きく 息苦しいさに呼吸が乱れ だけど一つになった気持ちよさに 身体がゾクゾクして落ちそうになる 自分を大和に抱きつく事で耐える。 「あ……き……狭い……」 「あん……っ……んっあ」 大和は僕の首に顔を埋めると ゆっくりと抽送を始めた。 「あん……っ……ぁっんぁあ……」 内部に大和の硬いモノが内壁を擦り ズチャズチャと濡れた音が 部屋に響き、僕の甘ったるい喘ぎ声と 混ざってやらしさが倍増し 僕の快楽を益々煽る。 「あ……き……気持ち」 「ひゃん……ぁっんぁあ…… や…まと……きも…ち」 激しくなる抽送に思わず腰を振り 大和の背中に爪を立てる。 「あ……き……愛してる」 「僕……も……ぁん……あい……はぁっ……てる」 愛してると言う言葉が上手く言えない。 ズチャズチャと濡れた音と ベッドのスプリングが大和の動きに より激しく耳をつく。 何度も絡み合う口づけを交わし その度にキューっと大和を中で締め付け その繰り返し。大和の顔も快楽で歪む。 抱かれている……それがとても幸せな事で 無我夢中で貪り合う。 「あ……き……んっ」 大和の大きな塊を ギリギリまで抜かれ再び熱いそれを 奥まで突かれると限界を何度も やり過ごした波はやがて近づき 「や……ま……あん……はぁっん…… ぁっん…ぁあ…もう」 「いいよ……くっ……俺ももう……」 そう言ってズブと奥の壁を擦られた瞬間 「あん……はぁっん……ぁんあっあ」 身体をビクンと反らし 僕は勢いよく白濁を吐き出した。 それと同じくして 大和の熱い迸りを中で感じ 僕はしがみついていた腕を ベッドに投げ出した。

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