85 / 214

第1章第85話

次の日大和は凄く心配そうに 何度もごめんね。 あれ食べる?これ飲む? とか必死でそれがめちゃくちゃ可愛い。 Hしたいって言ったのは僕だし 3回も愛されて僕は本当に幸せだから 笑顔で大丈夫だよって返した。 本当はもっと一緒にいたかったけど 明日は仕事もあるし 電車で帰れそうにないから 僕は司を呼んで自宅まで送って貰った。 「身体大丈夫か?」 司は僕をソファに座らせると ニヤニヤしながら訊いてくる。 明らか楽しまれてる。 「大丈夫だよ!幸せだもん」 クッション抱えながら言ってみせれば 司は大笑いしてこう言った。 「それはそれはご馳走様、 まあ幸せなのはいいが 仕事に支障出すなよ?」 「分かってます」 くしゃりと髪を撫でられ 「まあ今日はゆっくり休め、 俺は仕事あるから事務所戻るぞ」 「分かった、有難う」 司はニヤニヤと笑いながら 手を振り僕のマンションを後にする。 「まあ応援してくれてるからいいか」 そう独言呟いてソファに転がると 僕はいつの間にか眠ってしまった。

ともだちにシェアしよう!