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SS3

「ま、待て……んっぁ……」 止める間もなく颯真は 硬くなり始めている 俺のペニスを咥え込み 根元まで呑み込むと ジュルジュルと先端まで吸い上げる。 「あっ……んっや……んっん」 声を漏らしてはいけない。 慌てて口を抑え 睨みつけると颯真は わざと上目遣いしながら 水音共にジュルジュル上下し 裏筋から先端を舐め回すように 舌が絡み付いてくる。 「んっぁ……んっんっん」 俺の身体は気持ちとは裏腹に 颯真に開拓されたそれはピクンと跳ね 久しぶりと言うのもあって いつもより敏感に反応してしまう。 俺の反応に気を良くしたのか 颯真は鈴口をやらしい赤い舌を見せ ちゅると吸えば 蜜は溢れ更に体積を増し まずい!そう思った瞬間 颯真再び根元まで呑み込むと キツく吸い上げながら何度も上下する。 「あっ……んっやっ……め……だ……め」 限界を告げる俺に颯真は咥えながら ニヤリと笑うと ズルズル舌を絡めながら キツく吸えばもう限界。 「あっ……んっぁ……ぁ……あああ」 頭を引き離すつもりで伸ばした手は 口から外れ声が思わず漏れた瞬間 俺は颯真の口内に白濁を吐き出した。 「はぁ…………はぁ……」 颯真はごくりと 喉を鳴らし呑み干すと 口からペニスを離し さりげなく拭くと 俺にズボンを履かせた。 「ごちそうさん、濃かったぜ」 何食わぬ顔であっさり 出ていこうとする颯真。 俺は乱れたまま机から降りると 「終わりかよ────」 つい口にした言葉にハッとして 俺は口を抑えた。 この時鍵は既に外され 少しだけドアが空いていた事に 不覚にも気づかなかった。 俺の言葉に颯真はツカツカと近寄り 俺を抱き寄せると まるでペニスを舐めまわすように 口内を這い回る舌に 俺は流されそうになる自分を 必死に抑え抵抗。 自ら墓穴を掘るとは情けない。 しかもこんな姿をまさか 彼に見られるなんて思いもせずに。 SS終わり

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