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第1章第104話
寝室に入ると広い部屋にダブルかな?
大きめのベッドがあり
俺は暁を座らせると
暁は本当に我慢出来ないのか
無造作に服を脱ぎ捨て
俺の服もあっという間に脱がせると
一切纏わぬ姿になった。
「や……まと────」
熱い視線と僅かに乱れた呼吸で
暁の顔が近づいてくると
俺も惹き込まれるように
唇を重ねベッドに倒れ込む。
「んっん………ぁっん」
絡み付いた互いの舌先、
隙間から暁の甘え声が漏れる。
丹念に味わうように
絡めとりながら吸い
時に宙で舌を絡めながらまた重ねる。
「んっん………ぁんっん」
広いベッドで互いの
身体を密着させ貪り合い
転がるように上下入れ替わりながら
何度も味わう。
クチュリと糸を引きながら離すと
暁は俺の首筋に吸い付く。
「んっ……ちょ、暁……」
なんか煽られっぱなし!
もうダメだ。我慢できるわけない。
俺は暁を組み敷くと首筋に舌を這わせ
左右行き来しながら下へ降りていく。
「あっ……ぁんっ……
や、と……ぁっん……だ……め……」
駄目って今更?俺は顔上げると
暁は潤んだ瞳でこう言った。
「もう……欲しい、
焦らさないで…………」
今日は本当にどうしたんだろ?
俺は面食らいっぱなしだよ!
でも────俺も欲しい。
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