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第1章第108話
大和side
2人で倒れ込みは
ぁ……はぁ……と乱れる呼吸。
本当に今日の暁は
積極的過ぎて俺はお手上げ。
だけど────、
大丈夫か?と声を
掛けようと顔を覗き込みと
まるで電池が切れたみたいに
暁はスーっと眠りについていた。
さっきまであんなに燃えていたのに
「────やっぱり疲れてんじゃんか……」
煽られてしてしまったセックス。
だけど最近寝てないって言ってたし
「…………無理して」
俺は見慣れた筈の綺麗な顔に
そっとキスを落とし
汚れた身体を起こさぬよう
綺麗にしてやり裸のまま抱きしめ
「おやすみ────暁」
そう言って部屋を見る
暇もなく俺も眠りについた。
そう言えば明日仕事なんだろうか?
俺なんも把握してねー。
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