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第1章第133話

お互い上がった 息のまま抱き合う。 「はぁ……はぁ……ごめん」 まだ繋がったまま ドクドクと脈打ちながら 中出しした事を謝る。 でも────、 「はぁ……気持ち……良かった」 暁は色っぽくそう言って 俺に腕を絡めぎゅーと 抱きしめてくれる。 「暁っ…………愛してる、 俺、暁の為なら何でも出来るし 何にでもなれるよ!」 暁は俺の一言に 綺麗な碧目を見開いたが 直ぐに天使の微笑みに変えこう言った。 「大和ズルイ!こんな状態で そんな殺し文句! でも嬉しい、僕も大和を 世界一愛してるよ! 他には何にもいらない、 大和だけいれば何も欲しくない」 どっちが殺し文句なんだか。 俺は思わず暁の唇を奪う。 「ンッ……んっん……ぁんん」 激しく絡め合い離れては重なる。 暁は止めるどころか絡み付いて来て 首に腕を絡めると舌も吸い取られた。 イったばかりなのに俺のペニスは 暁の内部でムクムクと勃ち上がり 自然と腰が互いに揺れる。 「あんっ……んっはぁあん…… っ……やま……んん」 白濁が中でグチャグチャと 卑猥な音を立て 俺を煽るには充分。 「暁っ……暁っ」 抽送を早めると、 敏感になっている暁は ビクビクと痙攣し啼く。 「あんっ……んっはぁん…… ぁんそこ……んっん……ら……め…… またイっ……ちゃう……んっあ」 先程の白濁とともに 溢れた蜜が限界を告げている。 俺はズブズブっと 内壁を擦り奥に突き立て 鈴口を指で擦ると暁は激しく啼いた。 「あん……はぁん……ひゃん……ぁんん あん……はぁあん……っああ」 まるで暁は おかしくなったんじゃないかと 言うくらいビクビクっと身体が痙攣させ、 勢いよく白濁を飛び散らせると 俺も再び熱い欲望を暁に注ぎ込んだ。

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