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第2章第47話

暁の敏感な反応は俺を煽る。 ピチャと舌が触れる度、 ビクンと身体を震わせ 暁は甘い声を微かに零れさせた。  いつもより敏感? ピンク色の乳首はぷっくりと 先端が尖り暁の白い肌は 薄く染まっている。 普段なら直ぐに下腹部へ移動する俺も 今日ばかりはと、手と舌で 胸元をじっくりと味わった。 「ぁっ……んっ……やっ」  舌と手で転がし、幾度か吸いながら 甘噛みをしてみると、暁は フルフルと首を横に振り乱れた。  そう言えば暁が嫌ってあまり聞いたことがない。 頭の隅っこでそんな事を思いつつ 仕方がないので数分攻めた乳首を離れ 胸元から脇腹、臍と徐々に唇を這わせていく。 いつもなら絶対にしない証を 見えない場所に数個残して。  「ぁっ……んぅ……はぁん」  暁の綺麗な身体のラインに 舌を這わせるのは本当に興奮する。 臍辺りまで下りてようやく ズボンに手が伸ばした。  躊躇なく全てを脱がすと 俺も着ている服を脱ぎ棄て 肌を重ねると冷えた空気感の中 合わせた場所は熱を持つ。 「暁……」  寒さに震えているのか 感じていたからなのか。 俺が暁の顔に擦り寄ると いつもの積極的なキスに沈む。  暁の家とは違い狭いシングルベッド。 深くなるキスで上下に入れ替わる度、 スプリングがギシギシと音をたてた。  狭い部屋には軋み音と 絡まる舌の濡れた音が響きあい お互いの身体は限界。  貪りあった唇をようやく離し 暁の下腹部に触れた。 「ぁっ……ふっ」  暁は思わず声を上げ 直ぐに手で口を覆った。 時間帯も深夜。 ここは防犯も万全じゃない。 暁の声は聞きたいが、 俺は手を払い除ける事なく 既に濡れたペニスを指で絡めとった。

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