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つづき
さてシゲミツトシアキさん、もっと呼びやすい名前にしましょうね。
サトル、ハル、ミネ、飯塚。あいつだけは飯塚でいいな。だって下の名前「衛」まもり君ですよ。鉄仮面かぶって護衛にあたります!な感じがピッタリといえばそうなんだけど、マモリとは呼べない。下の名前だと、「マモリ」「マモ」「モリ」「マー」……やっぱ飯塚が一番しっくりくる。
シゲ……ミツ(おじさんはミツって呼んでた)
トシ……アキ
ひらめいた!!
「シゲミツさんって固っ苦しいし、見た目のソフト感とイケてる感が薄れるので、今ひらめきました!トシ・アキの頭をとって「トア」ってのどう?」
「トア?漫画やゲームにでてきそうですね、素敵じゃないですか。トアさん、トアさん」
ハル、連呼しなくていいから。
「ペンネームでもいけそうですね!今までそんな風に呼ばれたことないですから、なんか新鮮です」
「俺もずっと、実巳やムラって呼ばれてきたから、サトルに「ミネ」って呼ばれた時そう思った。じゃあトア、宜しくって言っていいかな?俺としては働いてほしいんだけど」
ぴょんと背筋を伸ばして「きをつけ」ポーズを取った後、しっかりと頭を下げた。
「こちらこそ、宜しくお願いします!」
眼鏡男子トア君(ちょい年上さんですが)これまたなかなかよい素材をゲット!暗黒の12月に向けて備えができたぜ~い。
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