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大正15年3月15日、晴れ

今日は零一様と僕の誕生日だ やっと、書ける 零一様が亡くなって、一週間経った 3月8日の朝、起きてこない零一様を不信に思った芳子様が自室を訪ねるも零一様はいなかった。 僕を含めて、屋敷中を探した。 零一様は書斎の机に突っ伏したような姿勢で冷たくなっており、傍に茶色の小瓶が転がっていた。 僕は急いで家に戻って、睡眠薬を探した。 家の中をどれだけ探してもなかった。 僕の睡眠薬だった 警察が来て、遺体を調べると、書斎の机から遺書が出てきた。 事業が失敗していたこと、資金難だったことが書かれていた。 そんな理由で死んだんじゃない! 僕は大声で叫びたかった あの雪の日、逃げようと言われ、それに応じていたら、こんなことにはならなかったのだろうか。 きっとあの日から決心していたんだ。 僕と共に逃げられないと知ったあの日から。 ……日記に封筒が挟まっている

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