23 / 130
第22話
春臣『あ、来い。』
こいつ今絶対俺の存在忘れてた。
…は?てか来いってどこに。
両方の手を広げて呼ばれる。
どうして手を広げてるの?
謎だけど取り敢えず近寄ってみると引っ張られた。
グイッ
鈴華『わっ?!!!』
春臣を押し倒す感じになってしまい、慌てる。
春臣『うるせぇ…。』
すると俺の頭を抑えて胸に抱き寄せたのだ。
鈴華『ひぇっ?!……うそ。』
ドキドキドキドキ…
何が起こっているのかと無理に考えようとしてもだめで。
鈴華『〜〜/////』
どうしようかと緊張していると、不意に静かな寝息が聞こえてきた。
スースー…
寝てる…?
そういえば何であんなに怠そうなのか。
寝不足とか、疲れてたのかな?
…わかんないけど、この温かさ安心する…。
それに目を瞑り、浸っていると自分もいつの間にか寝てしまっていた。
ともだちにシェアしよう!