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第39話
穂澄『流石に一緒に乗り込むのはまずいから、学校の裏に来い。車で迎えにいくから。』
慎『わかった。』
取り敢えず言われた通り裏でしゃがんで待っていると、間もなくエンジン音が聞こえて一台の車が目の前で止まった。
っ?!
先生が乗っていた車はなんと黒のGT-R。
しかもピカピカで…
視線を車内に移動させると、ドキッとした。
いつも普通に格好良いけど、この車だとめっちゃ似合う…
固まっていると窓が開く。
穂澄『なした?乗れよ。』
慎『ぇ、あぁ…乗っていいの?』
俺なんかがこんないい車に…
手入れされてるところを見て、愛車だということがわかる。
穂澄『いいに決まってんだろ笑
助手席でいいから。』
笑った顔も格好良い…/////
緊張しながら指定された助手席に乗り込む。
慎『し、失礼します…。』
穂澄『おー笑』
先生はぎこちない俺に笑った。
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