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第46話

頼まれた物の他にも、美味しそうな炒飯や味噌汁を運んでお手伝いをする。 すべて用意が終わると先生が頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。 穂澄『ありがとな。』 普通の人ならこれくらい当たり前にやる。 だからこんなに褒めてくれるなんて思わなくて、顔がかなり赤くなる。 慎『…うん。』 そんな俺を見て優しく微笑んでいる先生。 俺は無意識に自分の胸のあたりの服をぐしゃっと握った。 心臓うるさ… そのままテーブルを挟んで向き合って座った。

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