慎「それがさ、家に連れ帰ってくれたの。」 鈴華「本当？！じゃあ今1人じゃないんだね、良かった…。」 すずにはすごい心配かけたよな。 慎「今日は俺、なんか荒れてたもんね…。 あ、せんせーの車の助手席乗った！ 俺以外乗せたことないって！！」 鈴華「え？！イチャつきやがってー笑 でも何で乗せたことないの？先生ならありそうなのに。」 慎「それがさ…他の奴は嫌だけど、俺は嫌じゃなかったんだってー。」 あぁ、思い出しただけで顔が熱い。 鈴華「何それ！口説かれてるじゃん～。」 慎「どうかな…でも名前で呼ぶ約束もしたし、手料理も食べせてもらった。」 鈴華「名前で呼ぶ約束？！」 慎「うん、やばいよね…。」 鈴華「照れちゃってー笑」 慎「むっ…あ！あとあと、お手伝い沢山させてくれたよ！」 鈴華「本当？！良かったねえ…楽しかった？」 慎「うん、すっごく！！ そして極めつけがさ…お泊まりすることになりました…/////」 鈴華「へ？！！！！どういう流れで？！」 慎「んと…俺が居ると楽しいからって。 しかも一緒に寝るの/////」 鈴華「一緒に？！！！」 慎「ん、やばいよね…。」 鈴華「うんうん！！！ でもいい機会だし、沢山甘えておいで？ 」 慎「でも俺、背高いし…」 鈴華「関係ないでしょ、先生高身長だし。 それにシンシンは甘える方がしょうにあってるでしょ？」 そう…俺はどちらかというと、甘えたい派。 だから穂澄に甘やかされて、幸せ。 慎「うん…/////」 鈴華「明日どんな顔して登校してくるか楽しみだわ笑笑」 慎「ポーカーフェイスで決めてやる。」 鈴華「言ったな？会った瞬間に破顔しそうな予感なんだけど笑」 慎「いや、絶対するわ…あ、先生お風呂から上がってきたから戻らなきゃ。」 鈴華「え、戻るって今どこで電話してるの？」 慎「ベランダ、景色が良くてさ。」 鈴華「え？！風邪ひくよ！？」 慎「まぁまぁ、じゃ切るね？ すずのお話は明日聞かせて。」 鈴華「うん、わかったよ。」 慎「…おやすみ。」 鈴華「おやすみ。」 ピッ 電話を終えると、また一息ついて部屋に入った。