57 / 130

第56話

それから体や髪の毛を洗う。 穂澄と、同じ匂い……。 そんな事を考えると頭がポーッとしてきたので、急いで首を横に降った。 なんか俺さっきから変態くさい!! お風呂を出て、タオルで体を拭いて思う。 あれ、着替えとかは穂澄が貸してくれるって言ったけど…下着は? そう思って着替えが置いてあるそばを見ると、下着も置いてあった。 すると浴室の扉の反対から声が聞こえた。 穂澄『風呂上がったか?下着は新品だから気にすんなよ。』 し、新品?! 慎『新品って!俺が使ってもいいの?!』 穂澄『あぁ、全く問題ない。』 問題ないって…。 慎『わかった。』 取り敢えず服着るか…。 慎が176cmに対して、穂澄が180cmだから身長差は4cmなので服のサイズが大きく違うとかはないはずだ。 …まぁガタイは違うから並ぶとかなり身長差がある様には見えるけど。 スウェットの下を穿いて長袖を着る。 少し胸元が開く気がするが…胸筋の有無?! まぁ、普通に着れてるよね? 自分の姿を確認し、リビングに戻った。

ともだちにシェアしよう!