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第78話
お茶を飲んで一息ついてから燐夜は聞いてきた。
燐夜『今寂しい?』
慎『へ?』
何となく穂澄に会いたいなぁと考えていたら、言い当てられて驚いた。
燐夜『そんな顔してるから。』
慎『…でも、先生だからお昼行けない。
行こうと思っても、別の子が集まってて苦しいんだ。』
以前に職員室でよく人が集って騒いでることが多かった。
だから今だって絶対そう。
…俺のなのに。
燐夜『よく人を寄せるからねぇ。
その寂しさは埋めてあげられないけど僕は暇だから何時でも来ていいしずっと居てもいいよ。』
優しく言ってくれて心が温まる。
胸の部分をきゅっと抑えてお礼を言った。
慎『ありがとう。』
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