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第79話

燐夜に癒されているうちに、チャイムが鳴った。 慎『じゃあ戻るね。』 燐夜『授業出るの?』 てっきり慎がこのまま居るのだと思っていたらしい。 慎『うん、出なかったら穂澄に保健室だってバレちゃうからね。』 そのまま手を振って保健室から出ていった。 燐夜『またおいで。 沢山心配かけて手を焼かせていた方が良かったのに…。』 じゃないといつか不安になる時が来るのになあ。 先生と、生徒の立場なんて特に。 自分の時の記憶を思い出したがそれを薙ぎ払うように仕事をした。

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