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第110話
そろそろ寝るか、と立ち上がった春臣について行く。
寝室へ入り、机の上の時計を見るとフッと笑っていた。
春臣『これ、お前が嫉妬したこと一生忘れないわ。』
クスクスと笑い続ける春臣にお腹をぽかぽかと叩いた。
鈴華『忘れてっ//』
本当に恥ずかしいっ…!!!!!
春臣『無理。』
鈴華『っもうー!』
怒ってなんか全くなくて、後半はただ戯れてるだけで。
鈴華『わっ…』
戯れているうちに、春臣をベッドに押し倒す形で転んでしまった。
ドサッ
春臣『わぁ大胆。』
鈴華『ごっ、ごめ!!』
すぐ退こうとするも、どうしてか春臣に腕を掴まれ阻止されてしまった。
鈴華『へ?』
後頭部に手を添えられ、引き寄せられる。
混乱しているうちに春臣の唇に自分の唇が触れた。
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