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制裁計画ガチで破綻中-3

ヘッドボードに立てかけた枕に背中を預け、中村は、背面座位でヒカルを突き上げてきた。 強引に後ろへ向かせたヒカルにキスをしながら。 「んっっんっっんっっ」 下半身同様、粘膜を舌先で突いてやればヒカルは涙で双眸を煌めかせて喉奥で呻吟した。 貶めるような揶揄めいた台詞はいつの間にか途絶えていた。 反らされた胸に顔を寄せた斉藤と藤川は、それぞれヒカルの乳首を舐め回すのに夢中になっていた。 「んぅぅっ……はぁ、っぁ」 「……一気に締まった~……ヒカル、乳首、いいの?」 中村と舌先を繋げたまま、ヒカルは、欲情しきった眼差しで答えた。 「ん……っぃぃ……乳首……いいっ」 「マジ? ああ、確かに……ヒカルの、硬い……?」 まだ一度も達していない、ガマン汁ばかり次から次に垂れ流すヒカルのペニスを藤川が撫で擦った。 「ひぃぁっ」 「な、ヒカル……俺ともキスしろ……」 斉藤に言われてヒカルはそちらに唇を預けた。 唾液を交互に含ませてピチャピチャと捏ね合い、透明な糸をふんだんに滴らせた。 「ヒカル、俺も……?」 今度は藤川に唇を奪われて頻りに舌端を絡ませ合った。 「んっふ……ぁ……おれ、もぉ……らめぇ……出ちゃう……いっちゃう……」 「ヒカル~俺のペニスでいっちゃえ~」 「……カワイイよ、お前……ヒカル……乳首も全部……」 「ほら、ヒカル? 早くいっぱい出そーな……?」 三人から同時に攻められてヒカルは全身を小刻みに痙攣させた。 ズンズン突き上げられ、シコシコ扱かれ、クチュクチュ舐められて。 「ぁぁっ……ああぁ……っぁぁあっ、あっ、あっ、いくぅ……っ、ほんとっ、いっちゃう……!!!!」 「う」 「あ」 「く」 ヒカルが絶頂に達するのと同時に、三人も、幾度目かの射精に至った……。 翌日、学校にて。 「うぁ、もぉ、やだッ、狭いって、くそエロ共がッ」 「さすがに四人でトイレの個室はきついか」 「それ? マジ名言。斉藤、お前、やっぱ天才?」 「だから視聴覚室って、俺、言ったのに~」 [後日談] とあるファストフード店にて。 中高生などで賑わう店内、一際目立つのは角コーナーを占領した四人組の男子高校生だった。 「ほら、ヒカル、喉渇いただろ」 両耳にピアスをした短髪の斉藤が飲んでいたコーラを差し出す。 「今、安いから? ナゲット、いっぱい食っていいよ?」 顎に無精ヒゲを生やした藤川はナゲットを一つ差し出す。 「違うでしょ~今はポテトの気分だって、なぁヒカル~」 ホワイト系に近い金髪の中村はポテトの束を差し出す。 背もたれに深く背中を預けていたヒカルは片手で顔を覆うと盛大にため息をついた。 「お前等、マジやめろって、恥ずかしくて死ぬ」 制裁計画が見事に頓挫したあの日以来、友達三人に所構わずべたつかれてヒカルは最近窒息気味だった、差し出されたものは全てちゃっかり頂いたが。 「あ、ついてんぞ、ここ」 ヒカルの口元についたソースを発見するなり隣にいた斉藤はべろりと舐め取った。 「うぎゃっ」 「あ、このやろ、えっと、あ、ヒカル? ほら、指、油で汚れたよな?」 反対側の隣にいた藤川は負けじとヒカルの指を舐め上げた。 「うげっ」 「ちょ、ずりぃ~ンだよ、どけ、そこどけ~俺もヒカル舐めたい~」 藤川の隣にいた中村は、藤川を乗り越えてヒカルに近づこうとした。 「バカ共がっっ四六時中盛ってんじゃねぇよっ離れろ!」 「う~ヒカルが遠いよ~じゃあ、もういいよ~俺、ムービー見てようっと」 そう言って端っこにいる中村はしょ気ながらも自分のスマホを覗き込んだ。 制裁計画当日、当初の目的としていた動画撮影は綺麗さっぱり忘れられていたのだが。 後日、何回かカラオケで……みんなで仲良く致した時、ヒカルに内緒でこっそり撮影していたわけで。 『んんっやぁっっそこらめぇっ』 「!!!!????」 「うお、何それ、見せろよ、中村」 「あ、この間のやつ? どれどれ? きゃっ! ヒカル、エロっ」 「うぁぁぁぁっふっふざけんなっおいっ中村ぁっっ」 『ココがいーわけだ、淫乱ヒカルちゃんは』 「……うわ、俺、こんなキモいコト言ったっけ」 『あぁんっ……さ、い、と、ぉ……っ、ソコいい……っっ』 「俺のお宝ム~ビ~愛してるよ、ヒカル~」 「中村ぁぁぁあっっ消せっ今すぐ消しやがれっっ」 紙くずを投げつけるヒカルを斉藤が嬉々として羽交い絞めにし、中村と藤川はエロ動画に釘づけに。 わいわいぎゃあぎゃあうるさい乱痴気集団に周囲の客は釘づけになるなのだった。 end

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