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女体化した幼馴染みがすぐ元に戻ったけど意外と平気だった。/男前変態ヲタ眼鏡×女顔

ぼふんっ☆ 「えっ?」 「あ」 高校生男子二人は揃って驚きの声を上げた。 うち一人、皆本瞬(みなもとしゅん)は今朝目覚めたらなんと女体化していて、制服上にジャージを着込んで登校したのだが。 今目の前にいるもう一人、幼馴染みでクラスメートの甲原和希(こうはらかずき)にすぐにばれてしまい、放課後、隣近所に住む変態和希の部屋に連れ込まれ、エロ観察されていたのだが。 その最中になんと元の男の体に戻ってしまったわけで。 「あ、あぁー……戻ったぁ……よかったぁ」 女体に興味はあったものの、元に戻らなかったらどうしようという不安も抱えていた瞬は、和希のお膝の上でほっとする。 元から女顔で平均体型に至らない彼は電車でよく痴漢に遭うような、見た目は男らしくない男の子だった。 まぁ、尻を撫でられた瞬間「俺ぁ男だ、このクソ野郎!!」と言えるような、実にはっきりした性格の持ち主ではあったが。 「……」 一方、和希はというと。 愛読書はアニメ雑誌、部屋にはずらりと美少女フィギュアが並び、ネットの履歴を辿れば際どいアダルトアニメのオンパレード、というヲタク少年だった。 が、ダサ黒縁眼鏡を外せば顔は悪くなく、むしろイケメンに入る部類。 身長は百八十センチを超えている。 ちなみに性的欲求解消係としてどMにゃん友(♀)を3号まで所有している。 そんな鬼畜変態和希が女体化した幼馴染みを放っておくわけがない。 嫌がる瞬に悪戯しまくった。 最初は拒んでいた瞬も、結果的、なすがまま状態になっていたら。 ぼふんっ☆ 元に戻ったわけである。 「……なんか興醒めしちゃったな」と、和希のお膝の上で瞬は気まずそうに笑った。 制服の半袖シャツはほぼボタンが外されていて、先程まであった丸みある膨らみは消え失せ、ただ平らな胸があるだけ。 長い指で散々捏ね繰られて勃起した乳首の色は愛らしいピンクローズ。 ベルトを蔑ろにされ、下ろされたファスナーの合間からは水玉模様のボクサーパンツが覗いていて。 逆に、先ほどまで平らだったそこは膨らみを持っていて。 ちょっと勃っているようだ。 ……何だろうか、この感じ。 女体化から元に戻ったのに、一向に色褪せない、この興奮の波は……。 「和希ぃ、汗かいちゃったからさ、風呂貸してな?」 瞬はさらさらの髪をかき上げてお膝の上からそそくさ退こうとする。 和希は、それを、拒む。 「へっ?」 手首を捕まれて再び膝上に座らされた瞬は目を丸くする。 眼鏡を外し、一重の切れ長な双眸を露にしていた和希は、驚く瞬に言う。 「まだ続けるぞ、瞬」 「ちょ、何、うわ、ぁっ」 両手で尻をぐっと掴まれて瞬はぎょっとした。 正面が密着し、股間も、服越しに触れ合った。 「うぉいっ俺っもう女じゃねぇぞ?」 「お前、勃起しているだろう」 「う」 「他人様の家の浴室でヌくつもりだったか」 「だ、だってこのままじゃ帰れねーし、っ」 小振りの尻をぐにゃぐにゃと大きな手で揉まれる。 和希の肩に手を宛がい、距離をとろうとした瞬は、たちまち脱力した。 「や、やだってば、和希……!」 二重の双眸がうるうるうるうる。 和希のS心を必要以上にくすぐった。 「んむ……!?」 和希は瞬にキスした。 幼馴染みの男に。 とても興奮した。

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