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女体化した幼馴染みがすぐ元に戻ったけど意外と平気だった。-11
まだ青い空の元、風吹き抜ける緑豊かな学校の裏庭にて。
「ば……っばかぁ……この変態ばかずき……!」
「大声を出すな、誰かに聞かれるぞ、瞬?」
校舎の壁に正面からもたれた瞬は先刻よりも上回るうるうる双眸で和希を悔し紛れにきっと睨む。
「言うんじゃなかった……! 言うんじゃなかったー!!」
「二度も言うな、あと大声を出すな、二度も言わせるな」
制服を乱して立つ二人の腰から下はぴたりと重なっている。
そして微妙に揺れている。
音もしている。
「あ……っそ……外でやるなんてぇ……」
室外ですべすべ美尻を露出した瞬はかつてない恥ずかしさに嫌々と首を左右に振る。
すぐ背後に迫る和希は、隆々と勃ち上がった熱源を呑み込んだ後孔を、艶々と光る肌を視界でじっくり吟味する。
「自然光だとまた趣が違うな……お前の尻、光り輝いているぞ?」
「やっめろぉ~……死ぬ……!」
「真珠みたいな色艶だ」
和希は褒め称えた対象を両手で愛撫する。
男にしては丸みあるもっちり美尻を掌で捏ねるように丹念に揉み解す。
「ひぃ……ん……」
とてもじゃないが高校生男子の手つきと呼べない、熟練された愛撫に瞬はひくひくする。
ぐにゃぐにゃ、むにむに、しつこく揉まれながら、緩いストロークで熱源を出し入れされると内腿がぷるぷる震え始めた。
「は……っ和希ぃ……は……恥ずかしぃ……ってば」
「記念すべき初青姦じゃないか、恥ずかしがる必要はない」
「……ぃやだ……!!」
嫌がる素振りを見せ続ける瞬に和希はため息をついた。
「じゃあ、やめるか?」
華奢な腰を掴み直すと、まだ奥まで捩じ込んでいなかったペニスをずるる…………と引き摺り出そうとする。
太めのカリ首が粘膜を引っ掻いて、入り口自体を大きく捲り上げられ、瞬は思わずソコに力を入れてしまう。
まるで和希をナカに引き留めたがるように。
「どうした、瞬?」
「あ……ぁ……?」
「本当にやめていいのか?」
「っ……か……ずき……」
「それとも続けるか」
ずぷぷ…………と、和希は外気に出かかっていたペニスを再び押し戻した。
さっきよりも奥へ。
「あ……ま、待って……全部いれちゃ……や、むり……ぃ」
「それは俺にとって無理な話だ、瞬」
結局、和希は根元まで深々と瞬に捩じ込んでしまった。
とんでもない質量に瞬は声を失い、口をぱくぱくさせる。
きゅんきゅん和希を締めつける。
美尻に触れるざらついた茂みの感触にさえぞくぞくする。
「……お前、恥ずかしいとか言っておきながら」
和希は和希で下肢に触れる美尻のすべすべ感を満喫しつつ、腰に宛がっていた両手の片方を、するりと移動させた。
「勃起するどころかカウパーまで溢れさせてるじゃないか」
きゅっと瞬の先っぽを握り締める。
透明な雫に潤う尿道口を親指で捏ね繰る。
「ひゃ……っそれだめ……!」
「駄目じゃないだろう、こんなに止め処なく濡らして、興奮している証だぞ」
ついS心が頭を支配して、きつめの口調で低い声音を紡いだら。
壁に上体を押しつけた瞬は震える肩越しに和希へ視線を傾けた。
「意地悪すんなよぉ……和希ぃ……」
ああ、瞬。
お前はやっぱり俺を煽る天才だ。
「じゃあ、恥ずかしいのなら手っ取り早く済ませるか」
真っ赤な耳元にそんな囁きを吹き込む。
喉元まで隠れるジップアップのジャージを制服と共に大胆にたくし上げる。
曝されたローズピンクの乳首を指の腹同士できゅぅっと挟み込む。
そうしながら、カウパー塗れのペニスをぐちゅぐちゅしごいて、腰を激しく突き動かす。
「ひ……!」
「魅惑の三点攻めだ、これならすぐいけるだろう?」
「むっむりっひゃっぁっ早ぃぃっっ!!」
「いくまで辛抱しろ」
「ひゃぁぁ……っ」
ぷっくり膨れ上がった小粒をいじり倒し、時に爪先で軽く引っ掻いてやる。
「ぁっぁっっやらぁ~!」
次から次に溢れ出る大量のカウパーで長い指をどろどろにされながらも、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、先っぽを集中的にしごく。
「や……っそんな擦っちゃ……」
きつく締まる肉奥を速やかに膨張したペニスで強めに連打する。
「ああぁぁ……それ、らめぇ~……!」
緑に閉ざされた裏庭にしばしはしたない音色が奏でられていたが。
ふと、嘘のように、静まった。
「……く……」
「ぁ……ぁ、ぁ……」
壁に縋りついた瞬の奥、和希による絶頂の脈動が荒々しく刻まれる。
どくどくと、容赦なく注がれる濃厚飛沫……。
「そ……外で中出しされたぁ……ばかぁ~……」
「……お前だって出しただろう?」
手の中で同じく絶頂を刻んだ瞬のものを、名残惜しげに、しゅっしゅっとしごき立てる。
「ひぃん」
「瞬、今日は……青姦記念日だぞ……来年も一緒にこうして祝うからな?」
「……へっ変態ぃぃぃ」
さぁ、これで帰宅かと瞬が生徒用玄関へ向かおうとしたら。
「え、おい、和希どこ行くんだよ?」
あろうことか和希はハシゴしたのだ。
校内隅にあるトイレ、誰もいないとわかるなり、端の個室へ瞬を引っ張り込んで……。
「たった一回じゃあ収まりがつかない」
和希を背後にしてドアと向かい合わせになった瞬は、自分の胸がばくばく鼓動しているのに否応なしに気づかされた。
初青姦(しかも校内)、とんでもない羞恥プレイに値したが興奮していたのは確かで。
その昂揚感を引き摺って実のところ自分の奥の奥も執拗に疼いていて、もう、嫌がる素振りもできなくて。
「……も、好きにしろ、この変態ばかずき……」
自分からスラックスのベルトに手をかけた。
先ほどナカで出された飛沫の滑りが手伝って、より奥まで難なく招き入れてしまった、瞬のソコ。
扉に両腕をぺたりと押しつけた彼は喉奥で甘く唸る。
疼いていた奥の奥に和希のモノが届いて、つい、摩擦を高めようと腰を揺らめかせてしまう。
「なんだ、さっきより積極的だな……随分えろいぞ、瞬?」
「……お前のせぃだ……」
瞬は立てたジップアップの襟に口元を隠し、上擦った声を出す。
「ふぅん……俺のせいか……それは光栄だ」
ここに欲しいんだな?
そう耳元に囁きかけて奥の奥をゆっくり重く突いてくる。
ずん……っずん……っというリズムに瞬はジャージの余った袖口をきゅっと掴んだ。
「ぁ……うん、そこぉ……」
「ここだな?」
「ん……っぁ……っ和希ぃ……」
「なぁ、瞬……もっと腰を突き出してみろ……もっとよくしてやるから」
火照った耳たぶにかりっと歯を立てた後、恥ずかしいポーズをしろと和希は幼馴染みに命じる。
「……こう?」
狭い個室、ドアにさらに上体をもたれさせ、瞬はやはり恥ずかしそうにしながらもくいっと腰を突き上げた。
ジャージの裾から覗く腰から美尻にかけての緩やかな勾配が堪らない。
熱いナカも、脈打つ瞬のモノも。
欲しがる瞬の初々しい甘えぶりも。
「よくできたな、瞬」
和希は、またジャージと制服をたくし上げて両方の乳首を摘まんだ。
腫れたように赤みを帯びていた突起を指と指の狭間でこりこりしてやる。
同時に、一段階速度を上げ、ピストンする。
「っや……っ、ちくびむりぃ……じんじんするっ」
「もっとよくしてやる、そう言っただろう?」
「あ、そんな……抓んなってばぁ~……ひぁぁ~……」
「かわいいぞ、瞬……」
深く貫いてくる和希のモノに瞬は全身を打ち震わせる。
足に力が入らなくなる。
この身を支えるのがきつい。
ぶっちゃけさすがに立ちバック二連チャンはつらい。
「もぉ……おれ、ほんっと……むりっ立てないっきついっむりぃ!」
抑えられてはいたものの瞬の本音の叫びに和希はつい頬を緩めた。
瞬がいなければ滅多に表情一つ変えることがない彼の珍しい微笑だった。
「わかった、じゃあ、こうするか」
そう言って背後から瞬を抱き竦める。
そのまま背後の、蓋が閉められた洋式トイレへ……。
「え……っ? ひゃ……ん……!」
いわゆる背面座位、だ。
足をがばりと全開にされ、自分の体重がかかったことでもっと奥にまで刺激が及び、瞬はつらそうに身を捩じらせる。
「ま、待って、これ……足開きすぎ……! さすがにむりむりむりぃ!!」
「だから、声がでかいぞ、全く」
「んん!?」
口を塞がれて瞬はうるうる双眸を見開かせた。
真下から最奥に向かってペニスが勢いよく叩きつけられる。
腰を掴んだ片手でぐいぐいと揺すられて強くなる刺激。
今は触れられていない乳首と熱源が痛いくらいに張り詰める。
「んんぅぅ……んっ」
上下の唇を割って口腔に和希の長い指が滑り込んできた。
「お前の好きにしていい」
和希は瞬の台詞をなぞって囁く。
ぐずぐずに蕩けそうな下半身から全身へと回る熱に、柄にもなく上擦った幼馴染みの声音に眩暈がし、瞬は、美しいフォルムの指に夢中で舌を絡ませた。
ああ、もう、だめ。
体も心も快感で撃ち抜かれそう。
ぐちゃぐちゃになる意識の中、甘えるように、瞬は和希の指に歯を立てた……。
翌日。
移動教室のため瞬と和希が並んで廊下を歩いていたら五月原とばったり出くわした。
「あ……!」
五月原は茹蛸の如くまっかっかになった。
昨日、告白してフラれたわけだから、そんな反応も否めないところだが。
しかしまさかその次に鼻血を出すとは夢にも思わず瞬はぎょっとした。
「だ、大丈夫か、五月原?」
「あっごめん!」
「いやいや、謝られても、てか止まんねぇし」
「ごっごめん! ホントごめん!!」
まっかっかな五月原は鼻から真っ赤な血まで出して「ごめん」を連発しながら二人の前から走り去っていった。
瞬はもちろん、偶然居合わせた生徒も爽やかイケメンのまさかの鼻から出血に呆気に取られている。
一人、平然としている和希は肩を竦めた。
「なぁ、和希……あいつどうしちゃったんだろうな」
「爽やかイケメン殿には刺激が強すぎたのかもしれないな」
「刺激って? 何の?」
「昨日、裏庭とトイレで俺とお前が激しく求め合っ――」
「あいつその場にいたのかーーーー!!??」
あンの爽やかイケメン、猫被りめ、盗み見盗み聞きかよ、ふざけんなよ、まじで。
……てか、お前は気づいてたわけ?
……それでハシゴとかしたわけか?
瞬が堂々と睨みつけてやれば、和希は、おもむろにすっと手を翳した。
昨日、瞬によって刻みつけられた小さな傷がその指先に。
「この痕を見る度にこれから先ずっと俺はお前の狂おしいくらいに熱い感触を鮮明に思い出すぞ、瞬?」
「そんな小せぇ傷すぐに治るわ! 変態! へんたぁぁぁい!!!!」
end
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