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雨のち幼馴染み-6
「あ」
ぐるんと体の向きを変えられて真尋は達したばかりであるにも関わらずギクリした。
精液を弾いて、ぴく、ぴく、虚空で揺れ動いているペニスが弘毅の眼前に曝されて、忘れていた羞恥心が一気に復活しかけた。
完全復活するよりも先に弘毅は素早く動いた。
「え」
跪くなり精液が纏わりつく真尋のぴくぴくなペニスを何の躊躇もなしに勢いよく頬張った。
幼馴染みの味がする濃厚ぴんく色の性器を口内に閉じ込める。
射精したばかりで痛いくらい過敏な熱源を湿り渡る粘膜内で細やかに舐め上げた。
ぬるぬるした粘膜に包み込まれた真尋は窓に背中をぶつけた。
ぞくぞくした震えが背筋を駆け上っていく。
未知なる感覚に怯えるのと同時により発情して、綺麗に染められた茶髪を掴み、力尽きたかのようにガクリと項垂れた。
「あーーーー……っっ」
ついつい声を上げてしまう。
腰から下が溶け落ちそうな感覚に下肢を波打たせて、また、弾く。
舌先で執拗にくすぐられた先っぽから、最初の射精から間を置かずして二度目の射精に導かれた。
「ん、ん、ぅ、ぅ、っ、ン」
い、いってる、またいってる。
弘毅の口の中、あったかくて、ぬるぬるしてて、狭くて。
チンコとけそう。
フェラってこんなきもちいーんだ……。
てか……飲まれて……る?
「ッ……のむ、な……ッ弘毅……ッ」
「しーーー」
『しーーー。こぉき、おにさん、きちゃう』
ずっと昔、小さな頃。
遊びにきていたイトコと、真尋と、隠れ鬼をして遊んでいた弘毅。
押入れに真尋と一緒に隠れていたとき。
暗がりでどきどきして、興奮して、夢中になっておしゃべりしていたら、すぐ隣で体育座りしていた真尋に注意されて……。
「ぜ、ぜんぶでちゃう……こぉき……」
自分より頼りない腰をホールドして二度の射精にのたうつ性器を丹念に舐め回し、弘毅は、顔を上げた。
窓に背中をくっつけて今にも崩れ落ちそうになっている真尋を自分の膝上に座らせる。
力が入らずにぐらつく上半身を壁にもたれさせ、下顎に伝うよだれを指で拭ってやる、そして。
もみ
「……ん?」
制服越しにぺちゃ胸を揉んだ。
もみ、もみ、もに、もに、シャツに深い皺を刻んでゆっくり揉み捏ねた。
あぐらを組んだ弘毅のお膝の上で真尋はやっと抵抗らしい抵抗を、自分の胸を頻りに揉む両手にギリギリ爪を立てた。
「昨日といい……っなんで胸揉むかな、意味がわからない……っ」
「よくないか?」
「いいわけないよね……俺、男……ぜんっぜんよくない……」
べたつく踊り場に座り込んだ弘毅は半開きの潤んだ目で睨んでくる真尋としばし視線を重ねていたが。
真尋のシャツのボタンを上から一つずつ外し始めた。
真尋がギリギリ爪を食い込ませても止まろうとしない。
胸をボスボス叩いてきても然り。
下付近のボタンはそのままにシャツを肌蹴させ、インナーのTシャツを捲り上げ、湿気た空気にぺたんこな胸を露出させる。
ジタバタする体を抱き寄せて、ちゅっと、ぷくっと芽吹いた乳首にキスする。
上下の唇で無防備な突起を挟み込む。
食むように緩々と動かして、うっすら口を開け、伸ばした舌で小さな小さな尖りをおもむろに舐め上げる。
「ッ……」
「よくないか?」
「よくな、ぃ……ッ」
平らにした舌を押しつけて上下左右に小刻みに舐る。
唾液を垂らし、片方の乳首だけびっしょり濡らして、ちゅっ、ちゅっ、キスを続ける。
「っよくないから……やめ……ッ」
片方の乳首だけ猛烈に舐め攻められて。
放置された片乳首が独りでにジンジンしてきた。
触れられただけではそうでもなかったのに舐められて感じて、こっぱずかしい真尋、そんな羞恥心すら興奮に拍車をかける。
「乳首、勃ってきたけど。ほんとによくないか?」
「ッ……もぉ、やだって……ッ……あ……っ」
放置されてジンジン疼いていた乳首に弘毅の唇がぴたりと覆いかぶさった。
「あ、あ、あ……っっ」
れろりと舌先が絡みついてきたかと思えば、舐め擦られて、きつめにちゅぅぅっと吸われて。
真尋はブルブル仰け反った。
二度射精したペニスが頭を擡げ、とろ、とろ、透明蜜を溢れさせる。
カリ、と甘噛みしてみれば上下に揺れ震え、糸を引いて滴った。
反応を示す幼馴染みを再び甘やかし出した弘毅の片手。
とろとろびしょびしょなペニスをしごきながら乳首も交互にたっぷり吸った。
弘毅の甲斐甲斐しい舌と手に今にも蕩けそうな真尋、今度は広い肩に爪を立て、ぎゅぅっと目を閉じた。
「だめ、ぇ……らめっ、こぉき……っ」
履いたままの内履きシューズ内で爪先をまるっと固め、乳首と性器の二点攻めにお腹の底を滾らせて、三度目へ。
「んーー……っっまたいっちゃぅ……っっ」
とろとろなペニスをもっと卑猥にとろっとろ塗れにした……。
『おにさん、きちゃう』
幼かった真尋は弘毅の唇にちゅっとキスしておしゃべりをやめさせたのだが。
「俺の初キスまで奪ったら一生恨むから」
まるっと忘れ去っている現在の真尋にキレ気味に言われて弘毅は肩を竦めてみせる。
俺はお前に初キス奪われたんだけどな、真尋?
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