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平凡桃にぞっこんお伽草子-3

くたりと布団の上で脱力していた桃田に寄り添う三家来。 「桃田、休むなら私の上で休みなさい?」 癖のない銀に近い白髪、片頬には刃傷跡、さも酷薄そうな毒のある目つき。 三家来の名は雉ヰ(きじい)。 闇組織を渡り歩く雇われ用心棒、昨日の味方は今日の敵、今日の敵は明日には骸、その名を聞けば誰もが震え上がる殺しのエキスパート。 「き……きじ、いさん……おれ、もう」 「アミダで三番手になった私を慰めてくださいね?」 雉ヰはそう言って微笑んだ。 我が身に跨らせた桃田を勃起肉棒で深々と刺し貫いて。 「動いてごらんなさい」 もう限界のはずなのに、あれだけ迸らせたというのに、桃田の雄茎は粘つく糸を引き続けている。 桃田は恐る恐る雉ヰの鍛え抜かれた腹筋に両手を突いて、腰を……。 ぐちゅっっ 「ひぃん……む、むり……こんなの、こと、できなぃ……」 双眸に涙をいっぱい溜めて嫌々と首を振る桃田に、雉ヰは、微笑を絶やさずに。 汗ばむお尻にぐっと五指を食い込ませると真下からえげつないまでに無慈悲に突き上げた。 「貴方のために従事したというのに。これっぽっちのこと、できないなんて。桃田は薄情者ですね?」 「あっ、あんっ、あんっ、ご、ごめんなさぃっっ」 双眸で氾濫した涙が頬へと溢れる。 雉ヰは即座に上体を起こして桃田を膝上に乗っからせた。 しゃくり上げる桃田の頬に口づけて涙を舐め取った。 「はぁ……っぁ……む、っ」 唇を塞がれて桃田は目を見開かせた。 唇奥を淫らに弄ばれながら、お尻奥も、ずこずこと蹂躙される。 「んくぅっ」 上下の唇を片方ずつしゃぶって、頻りに身を捩じらせる桃田に勃起肉棒を延々と打ちつける。 乳首を摘まみ、掌で雄茎を擦り立て、露出したばかりの先っぽを揉む。 「んっんっん……………んんん…………!!??」 どっっっっっくん…………! 桃田は涙ぐんだ双眸を一際大きくさせた。 雄々しく張り詰めた勃起肉棒が武者震いしながら吐き出してくる熱飛沫に体の芯が蕩けそうになった。 自分も痛いくらい仰け反って震えながら吐精した。 そんな矢先に。 「てっっめぇ、この下衆雉!! 中出しとちゅーは禁止事項だったろぉがぁぁ!!」 「ふざけんじゃねぇぞ、おい、どんだけ我慢したと思ってんだよ、あぁ?」 「三番手の特権ですが何か」 「「そんなん聞いてねぇ!!」」 よって、まだ雉ヰの勃起肉棒をお尻孔に食んだままの桃田は佐留と犬騎に交互に唇を奪われる羽目に。 「ふぁぁ……い、息できない……!」 「すぐに超絶テクで蘇生してあげるって、ね、桃田?」 「おら、こっち向きやがれ、桃田」 「二人、邪魔なので駆除してもいいですか、桃田?」 「らっらめぇぇ……お願いだから三人とも仲よくしてくださぁい……っ!!」 おしまい

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