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男の幼馴染みがほんとは女なんじゃないかって、でもやっぱ男だって気づかされたんだ-9

「せっかくの夏休みなのに……遊んでくれないし、家にいないし……友達とライブに行ったり花火行ったり……ボクのこと放置するから」 「……」 「さみしくって……」 そもそも由宇麻は宗吾から「好き」という言葉を一度も聞いたことがなかった。 何回も「かわいい」とは言ってくれたが、それは女装限定、普段は文句ばかり。 だから、不安で、不安で。 「だから、ボク……」 「だって、ヒかれたら怖ぇから」 「え?」 「あんま、がっついたら……お前、女子より華奢だし……負担になったら悪ぃし、でも寸止めとか、俺ぜってぇムリだから、それなら距離とんのが安全策かなって……」 うそ。 そうちゃん、ボクのこと気遣ってたの? えっちしたいけど、がまんして、距離おいてたの? 「でも、お前、こんなもろ誘うみたいな……これ、マジ、なに?」 「……誘ってるんだよ?」 由宇麻はやっと目を開けた。 そっと、そっと、すぐ背後で幼馴染みの思わぬ発言に超動揺している宗吾を見つめた。 「……えっち、しよ、そうちゃん?」 「ゆ、うま」 「いっぱい、しよ? すっきりするまで、ボクと……ね? して?」 精一杯、そう囁いた由宇麻は宗吾にキスした。 「ぁ……っぅんぅ……っひゃっ、ぁ……あんっ……あんっ」 窓の外から聞こえてくる蝉の鳴き声、車の走行音、小学生の笑い声。 「ぁ……っあ、あ、あ……っそうちゃ、ぁん……っそうちゃ……っあ! あ!」 窓の内側、ベッドの上では半泣き由宇麻のえろかわいい喘ぎ声、欲望全開宗吾の動物じみた息遣い、青少年健やかペニスが女装幼馴染みのアソコに何度も何度も突き立てられる挿入音が。 見つめ合ったらぶらぶ正常位、限界まで肌蹴られたブラウス狭間から片乳首を覗かせた由宇麻は止まらない先走り愛液でランジェリーをとろとろに濡らす。 「あ……っすげ……! 由宇麻のココ……っ熱くてっ……はあ……ッッ」 そうちゃん、男っぽい。 そんな顔されたら、ボク……。 「ぁぁぁ……んっ……! ぃ、っきそ、ぅ、かも……!」 「俺も……っ由宇麻、いっしょに……いくぞ!」 「あっあっあっ、あっ、そうちゃっ、そうちゃぁっっ、ぁっっ、ぁっっ、ぁっっ!!」 「あ……っいく……っ……う~~……!!」 きつく絡み合った二人の下半身がほぼ同時に一段と強い振動を刻む。 きゅんきゅん発情する由宇麻のソコに勢いよく迸った宗吾の青少年汁。 「あっう……ゆう、ま、んなかに……っ俺の……っとまんね……!!」 アソコの底にびゅうびゅう叩きつけられる宗吾のペニス飛沫を痛感しつつ、由宇麻も、純潔のペニス先っぽからびゅぅぅっと白濁雫を噴き上げた。 「は、ぁぁ……っぁ……そうちゃんの、いっぱぃ……ボクの、なか、に……、……あ」 がむしゃらに突き上げた末、達したペニスが、由宇麻からずるりと引き摺り出されて。 制服をこれでもかと乱した二人はベッドで改めて向かい合う。 「そうちゃんの……まだ、こんな……かたい」 「あ……もっと、強く握って……しゃぶって、由宇麻?」 「うん……こぉ?」 跪いて、やらしく濡れた、まだ硬いペニスに優しく舌を寄り添わせる伏し目がち由宇麻に宗吾は見惚れた。 「……なぁ、由宇麻、俺もお前の……舐めたい、から……シックスナイン、やろ」 まさかの宗吾の発言に由宇麻は全身を紅潮させた。 仰向けになった宗吾をとってもぎこちない動作で逆向きに跨ぐ。 恥ずかしいけど性的好奇心が勝って。 好きな人ともっときもちよくなりたくて。 「んむ……ん……ん……、ッんぅぅん! ぁっそうちゃぁぁッ、そんな、吸っちゃ……やぁ……きもち、よすぎ、る、よぉ……」 「んっ……由宇麻……もっと感じろよ、んっんっ!」 「ひゃぁぁっぁっ!ぁっ!」 ランジェリーから飛び出たペニスを宗吾においしそうに真下から頬張られて由宇麻はもどかしげにびくびく背筋を反らした。 恥ずかしさが遠のいて、夢中で、目の前で勃起する宗吾に舌を絡ませる。 次から次に溢れ出る透明蜜をちゅうちゅう吸い、口内でたっぷりしごき、喉奥まで深々と咥え込む。 「あ……すごい、それ……由宇麻……俺、またでそぉ……」 だして、いっぱいだして、そうちゃん。 一滴残らず全身でゴクゴクしてあげる。 「え、俺、好きって言わなかったか?」 「……言ってないもん」 「あー、えー、ふーん、へー」 「…………」 「ごほっごほんっ!えっと、あのな、由宇麻、俺はお前のことがーーー」 「ちょっと、そーご!! あたしのぱんつ知らない!? そっちの洗濯物に紛れ込んでなかった? あれ、ちょーお気に入りなんだけどぉ!?」 「……どうする?」 「……どうしよぉ」 end

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