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選ばれし中二病設定メシアは敵にぞっこんで候-4

「あっあっかげ、もり、サァンっあっあっあっ」 靴下を履いたままの足をこれでもかと開かされた由堕はアナル奥まで緩急をつけて突いてくる影守に甘い悲鳴を連ねる。 影守は由堕の膝裏を掴んで固定し、なかなかなサイズの肉棒を四方の粘膜に擦りつけては、奥の肉を乱暴に掻き乱した。 「っあんっやあぁんっ」 ちょっと乱暴なくらいが由堕は一番感じる。 「この一ヶ月ですっかり淫らな体になったな」 「んっかげもりさんのっせぃ……! かげもりさんのせぃだ……! あん、そこっそこが……っ」 「ここがいいのか」 多感と思しき場所を肉棒でごりごりごりごり摩擦してやる。 「ひゃぁぁん!!」 フェラチオで一度達したペニスは完全復活し、腹部にまで反り返って白いシャツに糸を引き、汚していた。 快楽に呑まれた顔も普段周囲には決して見せないだろう明け透けな色気を大放出していて。 影守は膝裏を掴む両手に力を入れ、もっと強く速く、由堕を突き始めようとした。 「あ、まっ待って……!」 加速する気満々だった影守は出鼻を挫かれて一瞬眉根を寄せたものの、髪をかき上げ、律動を休めて由堕を覗き込んだ。 「なんだ」 「あ、あの……えっと」 「やめてほしいのか」 「ちが……!」 影守の肉棒を根元までくわえ込んだ由堕は無粋な中断に自身もつらそうにしつつ、途切れがちに言葉を続けた。 「こ、この前……影守さん、俺のこと、後ろから……俺、また……あんな風にされたい……です」 先走りを弾いて逞しいブツが引き抜かれた瞬間、由堕は、ぶるりと下肢を震わせた。 肉棒が散々行き来したアナルはだらしなく口を開け、淫らな汁でぐっしょりと濡れ渡っている。 ぎこちない動作ながらも自ら四つん這いとなった彼の背後に回り、細い腰を引き寄せ、焦らすようにぬるぬると尻たぶの狭間に亀頭を上下に滑らせた後、ぬぷりと、ひくひくしているアナルにカリ首まで沈め。 影守は一気に由堕のなかへ我が身をぶち込んだ。 「はぁぁぁ…………!!」 体内での衝撃に由堕は布団へ突っ伏してしまった。 掴まれた腰だけを高々と突き出した格好で、魘されるように身をくねらせる。 影守は速いペースで由堕の尻を打ち鳴らしにかかった。 違う角度からのピストンにまだ馴染んでおらず、閉ざされがちな肉の狭間を強引に肉棒で抉じ開ける。 欲深な振動でもってアナル内を蹂躙しまくる。 「ああ……っいい……! ぜぇんぶいい……かげもり、さ……っっ」 「このまま出して……いいか?」 バックで集中的に最奥ばかり攻められて呻吟し、がくがく揺さぶられながらも。 由堕は震える肩越しに影守へ視線を。 「……俺のなか……っかげもりさんのでぃっぱぃにして……?」 影守は滾った。 柔らかな肌に指先をぐっと食い込ませ、由堕のいいとする最奥目掛けて高速ピストンを惜しみなく捧げた。 「あんっあんっあんっ……いいよっいいっっ……かげもりさぁん……っかげもりさぁぁんっっ……!!!!」 すべすべした尻に激しくぶつかり続けていた腰が不意に動きを止めた。 ぐぐぐぐぐっと、肌に肌をきつく押しつけて、痙攣する肉棒もぐいぐいアナル奥へ押し込む。 どくっ……どくっ……どくっ…… 急いていた呼吸を落ち着かせている影守の眼差しの先、布団にぎゅっとしがみついていた由堕は身の内に溢れ出る白濁の熱流に掠れた声を紡ぐ。 「影守サン、の……俺んなかに、いっぱぃ……」 安心したような子供じみた声に影守は密かに微笑した……。 「影守さん、俺の仲間になってくれよ」 「断る。正義漢面したあいつ等はいけ好かない」 「ん……じゃあ……さ、俺の恋人は?」 「……」 改まった告白に言った当人である由堕も言われた影守も。 これまでの殺伐とした日々において不慣れ過ぎるむず痒さの余り、ぼふっと勢いよく赤面したのだった。 end

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