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幸運のクローバーはここにいた-5

四つ葉のオヤジはまだ会社、かーちゃんはどっかのホームで仕事中、俺と同じクラスのねーちゃんは今頃6限の授業中で。 「……ぃただきます」 誰もいない四つ葉のおうちにお邪魔した俺は隣に座った四つ葉がアイス食うの、ガン見していた。 ちっちぇー口でおいしそうに食べてんな、しかも棒アイス、うわ、そこペロペロしちゃう? 四つ葉、いつの間にそんな大胆なコになっちゃった? 普段の四つ葉ならこんなに俺に見られてたら恥ずかしがって「吉祥くん……そんな見ないでください」って言ってくるハズ、でも今はアイスに夢中でぱくぱくぺろぺろし続けている。 あ。 どうしよ。 四つ葉がアイス食ってるの見てるだけで興奮してきた。 「わっっ」 俺がいきなり抱っこしたらさすがに驚いた四つ葉。 膝上にヨイショと乗っければ、アイスの先っぽを口に咥えたまま「……?」と戸惑った顔で見上げてきた。 「んむ……食べづらいです、吉祥くん」 「いーからいーから。気にしないで。四つ葉はアイス食って?」 「むぐ」 居心地の悪さよりアイス食べたい欲求が勝った四つ葉はぱくぱくぺろぺろを再開する。 四つ葉のあったかいケツ、きもちいー。 髪、すげーサラサラしてんな、クラスの女子はクセ毛爆発してたり、やたら甘ーい匂いさせて、席が隣だと酔いそうになったりすっけど。 クンクン、はぁ、さっぱり爽やかイイにおい。 うなじもすべすべ、ジメジメ湿気どこいったんだよ、四つ葉って年中快適なのかよ。 「んー、くすぐったぃ」 鼻先をあちこち押しつけていたら四つ葉がクスクス笑い出した。 俺は笑う四つ葉を後ろからもっとぎゅっとしてふんわりふわふわちっちゃな恋人を真横から覗き込む。 「あーん」 催促すれば差し出されたひんやり水色のソーダアイス。 一口かじって、しゃくしゃく歯で刻んで、ごっくんする前に。 「んっっ?」 四つ葉にぶちゅっとキスした。 ソーダ味のする冷たい口内に噛み砕いたアイスの欠片を流し込む。 びっくりした四つ葉はうまく飲みこめなくてほとんど零してしまった。 俺はうるつや唇をべろりと舐めて、零れた分をべろべろ舐めとる、犬みてーに。 「……吉祥くん」 「あま。四つ葉」 「ぼく……ぼく、アイス食べてるから」 「ん、だから四つ葉は食ってていーよ?」 真っ赤になった四つ葉はコクンと頷いて半分になったアイスをしゃくしゃく食べていく。 俺はアイスを無駄にかわいらしく食べる四つ葉の上半身に両手を這わせていく。 水色の雫が襟にちょっと零れた、黒とブルーのラインが入った白のポロシャツ、その内側に掌を潜り込ませれば。 すべすべさらさら、心地いい手触り。 やわらかな腹を揉むみたいにむにむに撫でて、そのまま下にずぼっといってもよかったけど、もうちょっと上半身を堪能するかと、上へ。 すべすべさらさらだった感触にふと生まれるコリッと感。 指先が突き当たったそのコリコリを、もっとコリコリにさせようと、ぷにゅっと摘まんでみる。 「ふゃぁ」 四つ葉が猫みたいに鳴いた。 「まだ……アイス食べてるよ……?」 「ん、いーからいーから」 あとちょっとでアイスを完食する四つ葉のかわゆい桃色乳首をポロシャツ下でいじりまくった。 指と指で挟み込んだコリコリ突起をゆっくりじっくり擦り上げる。 乳首天辺を指の腹でこしょこしょくすぐる。 「ふゃん」 やっとアイスを食べきった四つ葉。 残念にも当たりが出なかった棒をぎゅっと握りしめて俺をぷるぷる見上げてきた。 「吉祥くん……っごちそ、ぉ、さま……でしたぁ……」 なんでこんなにかわいーの、あれか、四つ葉のクローバーの妖精か。 「んむむむ」 もーたまらん、な俺、ソファに四つ葉を押し倒してソーダ味のする唇を舐めまくって。 コリコリ度の増した四つ葉のかわゆいぷっくり桃色乳首、とりあえず吸っとく、うお、すげーコリコリ、えろかわ乳首だな、中毒性高ぇ。 「あんっあんっ……吉祥く……ん」 「四つ葉、どれがい?」 「ふみゅ……?」 「べろべろ舐められんのと、ちゅーちゅー吸われんのと、甘噛みされんの、どれがい?」 「ふみゅ……」 四つ葉はうるうるおめめをさらにうるるんさせて。 ちっちゃい、か細い、頼りない声で答えた。 「ぼく……吉祥くんが好きなのでいい……」 興奮で頭パーン、しそう。

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