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いんきゅばすれっすん-5
「はぁ……まじ疲れちったぁ、ちょろっと保健室で寝かせてもらうとすっかぁ」
「あ、ノイズじゃありませんか」
「んぎゃ! スラヴァ様ぁ!?」
がらりと保健室のドアを開け放ったところ、室内にいたのは巨乳眼鏡美人なる保健医で。
びっくりしているノイズの前でどろんとサキュバスから元に戻った長男、眼鏡スラヴァ。
「弟達の匂いがしますね」
「はにゃ……エンヴィ様とクロウ様から人間精液、分けてもらいまひた」
「ノイズ、早くサキュバス化をコントロールして自分で搾取できるようにならないと」
「はにゃ」
「生気搾取はあれからどうですか?」
「はにゃ、ぼくっち、全然だめなんれす、スラヴァ様」
いつまで経っても中級にすら近づけないへっぽこノイズはとうとう泣き出した。
「ふええええええ」
スラヴァは微苦笑した。
えんえん泣き喚くノイズの頭をハンドモデル並に美しい手で優しく撫でてやる。
お上品に舌なめずりしながら。
「レッスン、始めましょうか、ノイズ?」
「…………はにゃん」
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!!」
「ほら、腰を振る練習です、ノイズ?」
「んあ゛! ひあ゛あ゛あ゛!!」
数台連なるベッド、その一つに仰向けになったスラヴァは我が身にノイズを跨らせていた。
まるで奥の奥を突き破るように解放された淫茎巨ペニスを真下から打ちつけてくる。
ずしんずしんと体内に震動が響き渡り、あなると精神は崩壊寸前。
でもノイズはインキュバスだから壊れはしない。
「こ!こぉでひょおかっスラヴァ様ぁぁん!!」
ノイズはスラヴァの胸に両手を乗っけて無我夢中でグラインドした。
ブレザーもシャツもネクタイも身につけたまま、靴も履いたまま、丸出し褐色尻をぷるぷる震わせて騎乗位生はめに必死で励む。
「はぁッん゛っっあ゛ぁんっっふおおお゛!」
「ええ、その調子です」
「おはああ゛っあ゛っスラヴァしゃまぁぁ゛……スラヴァしゃまのちんぽしゃまあ゛あ゛!!!!」
「頑張ったら、そのご褒美に精液を分けてあげます」
「ふあああ゛あ゛いい゛!!!!」
序盤からアヘ顔ノイズは湿り気を帯びたちんぽ及び全身をぴくぴく痙攣させながらも無心で腰を振った。
分けてもらった精液で濡れそぼつ最奥までスラヴァの巨ペニスで隈なく支配されていて。
小さな動作たった一つで肛道に濃密に擦れ、眩暈がするくらい、狂的な快楽を産みつけられる。
激しく腰を振れば尚更だ。
「おほおおお゛お゛!ひぐう!ひぐうううう!!」
「……あ、ノイズ、貴方……」
へっぽこノイズ、せっかく分けてもらった精液をこの場で出してしまった。
ドライなペニスだったはずが、いつの間にかヌレヌレとなって、派手に射精する。
ブレザーやネクタイにまでピチピチザー汁がびゅるびゅる飛び散った。
「ふごおおおお! ひっひっちゃったあああ! しぇいえき出ちゃったあああ! うええええん!!」
泣きながら、それでも腰を振りながら、びゅうびゅう射精を続けるノイズ。
スラヴァはまた微苦笑した。
「くっっっっはああ゛あ゛!!!!」
ノイズは痛いくらいに仰け反った。
射精を止められないへっぽこノイズを見兼ねたスラヴァ、それならば今すぐ追加して溜めておいてやろうと、ずんずんずんずん高速猛烈ピストンした末に。
才色兼備男子から搾取した優秀精液をノイズにお裾分けしてやった。
「ふおっふおおっふおおおおーーーー!!!!!」
結局、またもや上級インキュバスに精液を分けてもらった限界アヘ顔ノイズなのであった……。
「てめぇ、ほんとにインキュバスかよ」
「サキュバスとしてもへぼいしねぇ」
「分けた精液を無駄遣いしてしまうし」
へっぽこが無駄遣いしたら洒落にならない。
「うえええん! やっやですぅぅ! ぼくっち見捨てないでくらはい!! 三兄弟様あああ!!」
えんえん泣き喚くノイズに上級インキュバス三兄弟は顔を見合わせる。
まぁ、へっぽこながらもノイズはかわいい。
いや、へっぽこだからこそ、かわいいのかもしれない。
「なんでもしますぅっ! なんでもしますからぁっ! パシリでも奴隷でも下僕でもなんでもやりますからぁっ! うええええええんっ!」
このまま自分らの愛玩ペットにしてもいいかなぁ、とそろそろ思い始める三兄弟。
よってへっぽこノイズは永遠にへっぽこ。
レッスンは常しえに卒業できなさそうだ。
end
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