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魔王が来たりて愛を囁き偽姫男が野蛮に嗤う-7

さて魔界に人間界よりも濃厚な宵闇が訪れた。 「ちょちょちょッ、ラム、何して……!?」 花嫁の部屋で我が子を寝かしつけたばかりのアッシュはてんぱっていた。 毎度ながらの神出鬼没ぶりで現れたかと思えばラムシュタインに背後から抱きすくめられて。 最初は嫌がっていた割りに今はナチュラルに着るようになった寝間着の純白ネグリジェを大胆に捲り上げられて、ぶわぁぁぁッ、真っ赤になった。 「最近、アッシュ、我に構ってくれないから」 「あ、あの、子育てに忙しくって今はそれどころじゃ」 「我よりソレが大事?」 「ソレ言うな!!!!」 正面に回された魔王の手。 片手は細い顎に添えられ、もう片方の手は太腿の狭間に滑り込み、ネグリジェとお揃いのフリルつきランジェリー越しに恥部をゆっくり愛撫する。 「あ・あ・あ・ん」 久し振りの愛撫にアッシュはガクリと崩れ落ちた。 寝台にしがみつき、肌触りのいいシーツに片頬を埋めて一気に火照った体に困り果てていたら。 「ばぶ」 顔を上げれば寝かしつけたはずの我が子が自分を見つめていた。 「ッ……だめだめだめだめっ、教育上悪影響!こどもの前で性行為反対!」 「じゃあソレがいなくなればいい?」 「だめーーーーーッッ……ラムってば……自分のこどもだよ……? ほら、見て……オペスよりぜんっぜん可愛げあるし、俺とラムに似て……こんなにも愛おしい存在、どこにもやったりしないよね……?」 必死のアッシュの言葉は却って逆効果だった。 さらに嫉妬した魔王。 無垢なる瞳が見つめる先で平然とド性行為に……。 「ひいいいいんっ……ひどっ、ひどぃぃっ、ラムのひとでなしっ」 「だって我は魔王だもの」 「んーーーーー……っっ……奥ばっか、らめっ……魔王ちんぽに擦られてっ……」 「ばぶ」 床に両膝を突いて寝台にしがみついていたアッシュは涙で潤む目を見開かせた。 「ん・ん・ん……っみ……見ちゃだめ、見ないで、頼むから……デヴァイス……っ」 「アッシュ、君、名をあげたの?」 「だってッ……お前がつけてくれないからっ……」 嫉妬に滾った魔王ペニスがアナル最奥にまでぐさりと突き立てられた。 アッシュは涙を散らして寝台に顔を埋める。 愛おしい我が子の前で必死になって声を殺して快楽拷問に耐えた。 きっとトラウマになっちゃう、ごめん、デヴァイス。 百歩譲ってまぁ健全なる夫婦の営み、ママ、断じて尻軽じゃないから……! 「デヴァイス~~っ……お願いだから忘れてっ、これ夢っ、夢だから~~っ……!!」 「母上」 魔王の殺気を浴びて、母胎なるアッシュに名をつけられた、二人のこどもは。 人知を超えた魔力によって一瞬にして驚くべき進化を遂げて。 「母上、ボクを産んでくれてありがとう」 ラムシュタインからバックでパンパンされながらもアッシュは呆気にとられていた。 我が子の急成長に度肝を抜かされていた。 魔王譲りのオッドアイに蜂蜜色の髪がサラリ、十代後半と思しき瑞々しい裸身を惜し気もなく曝して、両親の営みを澄んだ眼差しで見つめる見目麗しきデヴァイス。 「えっ……えーーーーーーーっっ!? なんでいきなりでかくなっ、え、夢っ、ほんとこれ夢なの!?」 「あのね、アッシュ、魔界ではよくあることだから。何も不思議じゃないから。だから。ちゃんと集中しようね?」 混乱しているアッシュを抱き抱えて寝台に乗り上がったラムシュタイン、大きくなった我が子の前で、まるで見せつけるように過激に営みを再開。 ご開帳されたアッシュのアナルに魔王ペニスが傲然と出入りする。 「デヴァイス、アッシュは我のものだから。いいね?」 「やっやっやっスケベ魔王っ、やめ……っ」 「……母上、可愛い……」 あ!! デヴァイス、さっきまであかちゃんだったのに勃起してる!! 「どうしたらいいの、母上……?」 「あわわわわっ、え、ちょ、握らせちゃ、だめ……っシコシコさせちゃだめ~っっ……んむむむむ!?」 「デヴァイス、我のアッシュにキスしちゃだめ、五臓六腑炙るよ?」 「母上は渡しません、父上」 父子にして早速敵対関係になりそうなラムシュタインとデヴァイス。 「デヴァイス、眼球食べちゃうよ?」 「別になくしてもいいです、父上とお揃いだし、それなら無くした方がマシ」 「初っ端から血生臭い親子ケンカやめてーーーー!!あーーーー!!いっちゃうーーーー!!」 夫君と息子に挟まれて、二人から同時に愛されて、どうしようもなく……絶頂してしまったアッシュなのだった。 end

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