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だから僕は奴隷(-_-;)-12

「緋人、どーだよ、俺の手作りおかしどーよ?」 「……何だか、変わった味が……あれ……?」 「どした? どーした? なぁなぁ?」 あまーいバニラの香水が漂うベッド。 やたら擦り寄ってくるご機嫌な宇佐を隣にして、宇佐の手作りマフィンを食べていた緋人は何度も瞬きした。 緋人が違和感を覚えるのも当然だろう。 何故ならマフィンには隠し味に媚薬が使用されていたのだから。 しかも即効性アリ。 耶麻音の元カノである姉妹に「これでどんな相手も一撃必殺」と怪しいブツを差し出されて、宇佐は、嬉々として受け取ったわけで。 「何だか……熱いです、クラクラします、宇佐くん」 「何だよ、熱中症か知恵熱ってやつじゃねぇの? お前勉強し過ぎんだよ、ばっかだなぁ」 媚薬にヤられた緋人をベッドにぼふんと寝かせた、今にも舌なめずりしそうな宇佐。 いつの間に制服ズボンを押し上げていたモッコリ股間が視界に入ると、もう我慢できない、ぴょんっと乗っかってきた。 「おいおい、緋人ぉ、テメェの股間、もう爆発寸前だぞ?」 すでにはぁはぁ喘ぎ気味な緋人を至近距離で視姦しつつモッコリ股間をなーでなーで。 「えっあっ……ほんとだ……どうして……」 「どうして、って、このスケベ、俺とヤりてぇからだろ? ヤりたくてウズウズしてんだろぉが」 緋人に突っ込んでもらいたくてエロ尻がウズウズしている宇佐はレイプ魔じみた手つきで下半身を暴いていった。 「うっぉ、すげ……ッ」 最後の砦であるボクサーパンツをずり下ろせば完全なる臨戦態勢に入った優等生ペニスが勢いよく鬼反り状態に。 眼鏡のレンズ下で爛々と目を輝かせた宇佐は迷わずぱっくんした。 そしたらば。 「んぶッッ!?」 「あ、あ、でちゃう……」 ぱっくんされるなり緋人は絶頂してしまった。 媚薬効果により超敏感と化した性感帯肉棒から特濃一発目を宇佐のお口にたんまり解き放った。 ちょっと驚いた宇佐であったが、射精しても一向に衰えず、むしろどんどん硬くなっていく緋人ペニスに興奮が止まらない。 「はぁはぁ……宇佐くん……」 「んっぶぶ……ぷはっ……おら、テメェの、こーんな射精()たぞ……?」 熱々な性感帯肉棒からちゅっぽん唇を離した宇佐はあーんと口を開けてみせた。 だらしなく披露された口内でねっとり糸引く特濃みるく。 わざわざ緋人自身に見せてから、ゴックン、美味しそうに飲み干したエロヤン男子。 「次は俺の●●●でゴックンしてやっからな……?」 全身カッカして汗ばんでいる緋人の目の前でシャツはそのままに下だけすっぽんぽんになった宇佐は。 がばりと大胆ご開帳、エビ反り気味に腰を浮かせ、下から回した手でヒクヒクなアナルをくぱぁ、しせてみせた。 「おら、現役奴隷チンコ、早く奥まで突っ込めよ……?」 いつになく呼吸が荒い緋人はごくりと生唾を呑んで命令に甘んじた。 射精し立ての、どっくんどっくん荒ぶる性感帯肉棒を、眼鏡ヤンキーのエロ尻へ近づけるなり。 「いッッッッッ!?」 命令通りエロ尻アナルの奥まで一気にペニスをぶっ挿した。 ぶっ挿すなり、正に貫かれてゾクブルしているエビ反り宇佐に怒涛のピストン攻めを。 「おわぁぁぁぁッ、ちょッ、おまッ、緋人ッ、はげひッ、はげひぃッ、しぬッ、しんじゃぅッ」 媚薬服用中の緋人には負けるが立派に十代勃起ペニスを反り返らせ、双球がぱんっぱんに張った宇佐、惜しみなくよだれを溢れさせてヒィヒィした。 宇佐の腰をがっちり掴んだ緋人は獰猛ピストンを一切緩める素振りも見せずに申し訳なさそうに言うのだ。 「ごめ……っ宇佐くん、何だか今日……僕、止まらない……ッ」 柄にもなく強引な緋人に宇佐の胸はきゅんきゅん、エロ尻はさらにウズウズ疼いて。 まだ挿入して間もないというのに濃厚みるくをどぴゅどぴゅブチ込まれると目を見開かせて歓喜した。 「おっおっおっおっおっおっおっおっ!」 「ん……宇佐くん……ッ」 「あぅぅううぅうぅッ、緋人精ぇ子でいぐッッッ!!」 射精ペニスでピストンされ、中出しされたばかりの濃厚精液を掻き回されて、病みつき刺激に宇佐も絶頂へ。 「あ、あ、締まって……きもちいい……ッ」 やべぇ、媚薬緋人、パねぇ。 「緋人ぉ、緋人精ぇ子もっとぉ……ッ、俺の●●●におかわりちょぉらぃ……ッ?」 宇佐は両腕を伸ばして緋人を抱き寄せると呼吸の荒い唇にぶちゅぶちゅキスし、だいしゅきホールド、自らも腰を揺すって尻膣奥の摩擦を強めた。 「俺の●●●、テメェの熱々精ぇ子で水没させて……!」 二時間後。 ジャンケンに負けて帰ったかと思われていた耶麻音が何食わぬ顔で部屋に戻ってみたら。 「どうしよう、耶麻音くん」 宇佐はベッドでアヘ顔失神していて、素っ裸の緋人は困り果てていた。 「うっわ、ガチで昇天してんじゃん、宇佐の奴」 「救急車、呼んだ方が、」 「あ、それはやめとこ、てか大丈夫でしょ、つーか緋人の方が大丈夫じゃなさそ」 恐るべき媚薬効果で未だ股間がギンギンな緋人に耶麻音はにんまり。 邪魔な白目宇佐をベッドから引き摺り下ろして部屋の隅っこへズルズル移動させ、ビッチちゃんのように下の服を速やかに脱いでポイすると。 「あ、耶麻音くん……」 自慢の髪をさらりと翻して緋人のお膝に乗っかってきた。 「この部屋ね、すっごく精液くさい、悪趣味なバニラの匂い完全負かしてる」 緋人のギンギン股間を見ただけで疼きがピークに達した耶麻音は、目の前にある唇をぺろりと舐め上げ、そのまま腰を落としていく。 上から下まで精子がこびりついた性感帯肉棒をアナルにぬぷぬぷ 招いていく。 え、なにこれ、緋人ちんぽ、いつもよりすごくない? あのどえろ腹黒姉妹のことだから媚薬入れるようアドバイスして、どすけべ宇佐、すんなり受け入れてたりして? 元カノとヤンキー友達のことをよっく理解している耶麻音。 にんまり笑顔を深めると対面座位で巧みに緋人をリードした。 「あぅっ、耶麻音く……っ」 「あーーーー……緋人ぉ……俺のエロマン奥でちんぽ、どんどん硬くしてんじゃん……? このどすけべ……緋人のせいで俺までえろくなっちゃうよーー……?あっん、あっん、緋人ちんぽぉ……とろっとろだけど激熱ゴツゴツで、やばぃぃ……っあ、そーだ……ほら、俺のチョコ食べてよ……?」 宇佐によって廊下に放置されていた高級チョコの箱を持ってきていた耶麻音、片手で器用に一粒取り出すと喘ぎ緋人にゆっくり食べさせた。 「おいし……? じゃ、俺にも味見させて?」 使い慣らした腰を前後小刻みに振りながら耶麻音は緋人にじゅるじゅるキスした。 「ン、甘ぁ……チョコ味緋人ぉ、クセんなる……ッ、あッあッ、すごッ、下からズンズンきてッ、緋人ッ、俺の尻もっと掴んでズンズン突いてッ、あんっ、それぇ……ッこれイイッ、イイッ、イイッ……ッ緋人ぉぉぉ……ッ!」 二時間後。 「いち、に、さん……七個あんぞ」 「……午前中、学校でもらいました」 「ハイ、残念、全部没収~」 「誕プレだけど、俺のときは緋人ちんぽにリボンでいーからね、緋人?」 「(-_-;)」 「「誕生日おめでとな、緋人」」 「(*-_-;)」 ×年後。 「「結婚おめでとな、緋人」」 「宇佐くん、耶麻音くん」 「とうとう、いよいよって感じだな、奴隷性分のくせしてやんじゃねぇか、なぁ?」 「ありがとう、宇佐くん」 「こっんなかっちょいい教会で式挙げるなんてサイコー、センスありすぎ、これぞ門出ってかんじぃ」 「ありがとう、耶麻音くん」 「……ところで僕って一体誰と結婚するのかな」 「「お前は俺と結婚すんに決まってンだろぉが!今からサプライズ結婚式だコラ!」」 「俺が嫁になんだぞコラ、有難く思えよなぁ、ぽっくりいくまで一生敬え、奉れ、緋人ぉ」 「誠心誠意こめて一生涯尽くしてね、あ・な・た」 「(-_-;)(-_-;)(-_-;)(-_-;)」 やはり二人からは生涯逃れられない奴隷くん緋人なのだった。 end

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