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ぱぱままごめんねぼくは淫乱ヤンキー/インテリ俺様教師×強気(淫乱)ヤンキー

「ふざけんなッ、くそやろおッ!」 「他者に対してその言葉遣いは考え物ですね、楓君」 「こんなんムリに決まってんだろッ!?」 「君が耐え忍べばいいだけの話です」 「こンのくそやろ~~……ッッ」 四時間目、中等部三年生Dクラス、音楽の授業にて。 見るからにヤンキー男子な派手風貌の楓昌千香(かえでまさちか)はブスッとしたツラで席に着いていた。 「テキスト14Pを開いてください」 視聴覚室のように防音効果のある壁に囲まれた特別教室。 正面には上下式黒板、教卓はなく、グランドピアノ前のイスに着席した音楽教師の狭霧(さぎり)、通称さぎりん。 女子に人気なんばーわんの先生だ。 きちんとセットされた髪に眼鏡、ストライプシャツにネクタイ、細身でクール、インテリぷんぷんな二十九歳、未婚。 そんな狭霧をクラスメート越しに楓はずっと睨んでいた。 あンのくそやろ、こんなふざけたコトしといて、よくフツーに授業できるよな。 ローターだぞ。 さっきの休み時間、俺の体にローター貼っつけたんだぞ、あいつ。 しかも三ケ所。 鬼畜教師か、あンのインテリくそやろ。 『ンで三つもあんだよ!?』 『乳首と、ほら、ココ用です』 『あ……っ』 『貼りつけただけで感じてるんですか。まだスイッチも入れていないのに』 『ス、スイッチ?』 『遠隔操作用で、ほら、これがリモコンです。正常に動作するか、試しに、』 ヴーーーーーーーーーーー 『ひっっ!?』 『キャッチフレーズ通り、静音性に優れていますね、これなら周りの生徒も気づかないでしょう』 『かっ貸せぇッそのリモコン渡せッッ!』 『何言ってるんです、もう高校生にもなったんですからプレイ内容を自ずと察してくださいね』 コンパクトなたまご型のワイヤレスローターを乳首両方と……ペニスに貼りつけられた楓。 スラックスのポケットに入れられたリモコンのスイッチが狭霧にいつ押されるのか、正に気が気じゃない。 ……つーか、なんで従ってんの、俺。 ……つーか、今からトイレ行って剥がせば済む話だろ。 おばかちゃんヤンキーな楓、授業が開始された今頃になって狭霧にされるがままだった自分にギリギリ歯軋りし、席を立とうとした。 ヴーーーーーーーーーーーー

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