309 / 596
鬼門なあのコ-3
圭は裸にした祥太のお尻の穴を乳首よりも時間をかけてぬるぬるにすると。
今までにないくらいに完勃ちしたペニスを、ずずず、ぐぐぐ、小さな穴に捩じり入れた。
これまでにないキツい締まり具合に制服をほぼ着たままの圭はぶわりと発汗する。
「あ……圭の……おちんちん……おれに入ってるの?」
「ん……っまだ……全部じゃないけど……」
奥歯をぎりぎり噛み締めて圭は根元まで祥太のお尻の小さな穴にペニスを突き刺した。
動かずとも、独りでに温かい肉の壁がざわざわと密着して、しごいてくれているかのようだ。
「……今、ぜんぶ……はいった」
「……ほんと?」
「痛く……ないか?」
「んー……へいき……かも……圭がいっぱいお尻舐めてくれた、から……あっでも……変……じんじんする……っ」
穴自体がひくついてみちみちと根元を圧迫してくる。
逆上せてしまいそうだ。
「……お前のなかで……ちんぽとけそう……」
切羽詰った圭の声に祥太はぱちぱち瞬きする。
ぎこちない手つきで、自分の腹を、そっと撫でた。
「あ、ここまで……圭のおちんちん……きてる」
鼻血ものの台詞に圭はふーふー息をして暴発を食い止める。
動かなければ、きつい。
だが、動いていいものか……。
「……圭、きつそう」
「…………」
「うごいて……いーよ……おれもなんか……このまま、きつい……みたい」
そう言い終えると祥太は華奢な足をさらに左右へ開かせた。
祥太も汗をかいている。
たくさん濡らしてやった乳首が唾液でツヤツヤ光っているのが、とても、えろい。
初めてのせっくすでぷるぷる震えている姿も。
とろんとした目も、よだれで潤んだ唇も。
「……動くぞ」
ずちゅ……ずちゅ……ずちゅ……
「あふ……っぅん」
甘い声を次々と洩らす祥太のなかでペニスをゆっくり動かす。
やばい、すごく、いい。
ほんとにとける。
「い、痛くないか?」
圭が問いかけると祥太はこくこく頷いた。
「痛くなぃぃ……圭のおちんちんで……お尻のなか、じんじんする……」
いつの間に目じりに涙を溜めて祥太が囁く。
包茎キュンがぷるんぷるん左右に揺れていて、かわいくて、仕方ない。
……じんじんするって、それって、感じてるってことなのか?
「あっぁぁぁっ……圭ぃぃ……すごい、じんじんしちゃうよぉ……」
「……もっとじんじんしていいよ、祥太」
上半身を倒して祥太の傍らに両手を突くと、もう少し速度を上げて、抜き挿しした。
容赦なく圧迫してくる狭くてきつい肉の間をカリ首で押し上げるように摩擦する。
伸ばした舌でまた乳首をしつこくかわいがり、胸元にぱくっとかぶりついては、口内で優しく転がした。
「やぁぁぁ……っ圭ぃぃ……っ」
普段は抑揚のない淡白な喋り方なのに、今は、甘えた口調で。
圭にぎゅうっとしがみついてくる。
乳首を舐め、包茎キュンを掌で一頻り甘やかしてやってから、圭はピストンに集中した。
みっちりと狭まるお尻の穴奥まで届くよう、深く沈めた先で、小刻みに律動した。
「ぁぁぁぁ……っあっあっあっ」
「祥太……っ」
「ふにゃぁぁ……圭っ圭ぃぃ……おしりっ、ずっとじんじんして……っ、あついよぉ……っ」
「だ……だしてもいいか? ここ……っお前のなかで……」
祥太はまたこくこく頷いた。
涙の雫を散らして、唇をきゅっと噛み、圭に抱きつく。
酷だと思いつつも止められなかった。
フル速度で祥太のなかを激しく掻き回す。
お尻をぱんぱん言わせてペニスを何度も何度も突き入れる。
「ぁぁっっぁぁぁぁ……っふぁぁぁぁぁん…………!!!!」
「う……っ!」
圭は小さく呻いて、勢いのまま奥へ奥へ、とろりと濃い精液を注いだ。
せめぎ合う肉粘膜が白濁した泡飛沫で浸される。
我を忘れてびゅうびゅうお尻の奥まで叩きつけてしまう。
「圭のおちんちん……っびくびくして……ぁっぁっ……なんか……っなんかくる……っっ」
祥太は射精した。
正確に言うならば、そのとき、精通を迎えたのだった。
六年後。
「あれから年齢差の六年、あっという間に過ぎたな」
「おれ、この年で小学生に手なんか出せないよ」
「あはは」
「中出しとかありえないよ、へ・ん・た・い」
「……はは」
腕の中で毒づく祥太に圭は苦笑いを続けっぱなしなのだった。
end
ともだちにシェアしよう!