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元気と神経質のけみすとりぃ-3

「ん、ふ……っはふ……」 宗太郎に逆向きに跨った利人は恋人の腕白ペニスを熱心に舐め上げる。 ずるりと立派に剥けて露になったカリがえろい。 多めのカウパーでびちょ濡れな先っぽも、どくどく脈打つ竿も、匂いも。 宗太郎のものじゃなければ吐いている。 だけど宗太郎のものだから、とても、いとおしい。 「んっんっ……宗太郎……んぷ……っ」 ブレザーを羽織ったまま甲斐甲斐しくフェラしてくれる利人に宗太郎は手を伸ばす。 カチャカチャとベルトを外し、チェックのスラックスをずり下ろせば、一緒に買った色違いのボクサーパンツが。 前の布地は膨らみきっていて、一点、染みで滲んでいる。 パンツもずり下ろしてやれば利人のペニスはぶるんと解放された。 「かわいい利人の食べちゃお」 「あ……っ!?」 いきなりくわえ込まれたかと思ったら激しく吸いつくようにしゃぶられ、利人は、危うく大事な宗太郎に歯を立てそうになった。 「ばっばかっそんないきなり……! ぁっぁーーー……!」 肘を突いてもどかしそうに仰け反り、ぶるぶる震える利人の悲鳴に、宗太郎はうっとり聞き惚れる。 「利人、ここもかわいい」 「う、ぁ……ちょ、待て、そうたろ……っぁ、あぁぁん……!」 きゅっと締まったアナルまで丁寧に舐め舐めされる。 ぶるぶるが増した利人だが、ぐっと腹に力を込め、負けじと腕白ペニスに舌を絡ませた。 互いに制服を着たまま、股間だけ露出して、初シックスナインを堪能する。 二段ベッドの下で秘密の興奮をどんどん高めていく。 「ああっ……俺もう我慢できない……!」 「ん、もう来ていいよ……宗太郎……?」 服を脱ぐ時間も惜しく、宗太郎は自分に跨っていた利人の下着衣のみ脱がせて俯けに押し倒した。 利人は宗太郎を受け入れようと、自ら腰をくいっと掲げる。 感極まった宗太郎が嬉しさの余り硬直していると、肩越しに火照った眼差しで、投げ遣り風を装った口調で言い放った。 「……早く来い、ばか……」 「あ! う、うん! ごめんね、利人!」 自分はスラックスもパンツも膝に引っ掛けたままの宗太郎は。 四つん這いとなった利人にさらに近づくと、ぴーんと反り立っていた腕白ペニスの向きを利き手で調整し、十分に舐め解したアナルへ……。 「は……っぁ……宗太郎の、挿入って……!」 「ふぁぁ……! 利人のココぉ……きゅうきゅう締まって、きもちいい……!!」 ブレザーをたくし上げて背中を両手で直に撫で上げながら、宗太郎は、のっけから飛ばしてきた。 がつがつ腰を振って奥まで突いてくる。 みりみりぃっと肉の壁が拡張され、腕白ペニスに勢いよく擦り上げられる。 「ぁ……っやぁぁ……! はげ、し……っはぁぁぁ……ぁ……っ!」 「はぁ! はぁ! はぁ!」 二段ベッドがぎしぎし軋むほどの激ピストンに利人はぎゅっとシーツを掴む。 宗太郎の熱い硬いペニスにアナルをぐちゃぐちゃに引っ掻き回されて、自分の股間も、熱く張り詰めていく。 いいところをごりごりぐりぐりされる度に先っぽからカウパーが飛び散った。 「あ……そうたろぉのベッド……汚しちゃう……っ」 「ん、いいよ……! いっぱい汚して!? 俺とのえっちでいっぱい出して!!」 「ぁぁ……っっそうたろぉぉ……っっ」 しっとり汗ばむ尻たぶに上から両手を宛がい、連続ピストンに励む宗太郎。 頭を起こせば上段ベッドにぶつかるという、この限られた空間で及ぶ利人とのセックスが彼は大好きだった。 「んぁぁ……奥……いいっっ……そうたろぉの……がつがつ当たっていい……っ」 「俺の……っなにが当たって気持ちいいの!?」 「あ……っあっあっ……おちんぽ、ぉ……おちんぽ当たってきもちいい……っ」 神経質な利人のお尻の穴を舐められるのも、フェラチオできるのも、セックスして利人をこんなえっちにすることができるのも。 俺だけ。 幼馴染みで親友で恋人の俺だけの特権。 「ね、今度こっち向いて、利人……!」 ぐるん 宗太郎は利人を仰向けにした。 体位を変えたことで一瞬浅くなった繋がりを、すぐ、元に戻す。 閉じさせた両足を肩に引っ掛け、シーツに両手を突いて前屈みになり、自分は足を開いて小刻みに腰を打ちつける。 この体位だと利人の顔を間近に見ながら絶頂できる。 「んんんぅぅぅ! これぇ……いき、そぉ……っこれいっちゃぅ、かも、ぉ……っ」 「ん、いこ……!? 一緒にいっぱいいこ、利人……!!」 「あっあっうん……っいく……そうらろぉといっひょに……いっぱい射精()す……!!」 舌が回ってない、ああ、ほんっとう、かわいい!!!! 「あーーーーっ……出る! いくっ!! 利人といっしょいくーーー……!!」 「ひゃっぁぁぁぁん!! そうらろぉぉぉ…………!!!!」 ぎっと奥歯を噛み締めて無心で連打した末、宗太郎は利人のアナル奥で達した。 涎をつぅーーーと垂らし、はぁはぁ息を乱しながら、ざわざわ蠢く肉壁の中心に精液をどぷどぷ注ぎ入れた。 「あ、あ、あーーーー……利人んナカにぃ……いっぱいいっぱい、で、て、る……!!!!」 びくびく痙攣しながら射精する宗太郎と共に利人も達した。 制服をたくし上げられて剥き出しになった腹にびゅくびゅくと白濁飛沫を放った。 「………そうたろぉぉぉ………」 同じくびくびく痙攣している利人のえろさに、しぶとく射精中の宗太郎はまたしても煽られて。 ツヤツヤな唇にたっぷり愛を込めてキスしたのだった。 それは昔々な過去。 「りひとぉ、どろあそびしないの?」 「泥はきたないから、服がよごれるから、離れてなさいって、ママが」 「ぇぇぇぇ? 楽しいのに!」 その日は幼稚園の野外行事・田んぼの泥遊びデイだった。 お嬢様だったママに言われた利人は泥遊びに参加せず、他の子供たちが泥だらけになって遊び回るのを遠目に、ほんの少し寂しそうに眺めていた。 そこへ一際泥だらけの宗太郎がやってきた。 「ふくがよごれちゃだめならさぁ、これならいいよね?」 宗太郎は利人の顔を両手で挟みこんだ。 林檎色の綺麗だった頬に泥がくっつく。 あったかい感触に利人は目を丸くさせた。 「りひとのかお、へーん!!」 泥だらけなのに、きらきら眩しげに笑う宗太郎に、利人もつられて笑った。 「宗太郎にだったら……ぼくのぜんぶ……汚されてもいい……」 君にならぼくの清らかな純潔を何度だってあげる。 end

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