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レアな淫魔が初恋したのは平凡リーマンでした/平凡リーマン×童貞淫魔

幼い頃、祖父母が住んでいた田舎で日下部幸臣(くさかべゆきおみ/27)は不思議な生き物と出逢った……。 「そこのリーマン」 残業を終えて駅に向かい雑踏を進んでいた幸臣はまさか自分が呼ばれているとは思わず先を急いでいたのだが。 「無視すんじゃねぇよ」 「えっ? うわっ!」 いきなりぐいっと首根っこを掴まれて仰天した。 振り返れば全く見知らぬ顔が何故か怒りの表情を浮かべて自分を見下ろしていた。 自分よりスラリ長身で褐色肌、長い前髪に片目は隠れ、もう片方の吊り目があわあわしている幸臣をジロリと睨んでいる。 むちっとした肉付きのいい、ぽっちゃり・マッチョまでいかない、何ともバランスのとれた肉感的ボディにぴたっとフィットした上下革製ボンテージ。 海外のスタイリッシュアクションムービーに出てきそうな雰囲気。 俗に言うけしからん腰が何とも悩ましげだ。 小高く盛り上がったパツパツ尻は、うん、えろい。 なんだろこのコ、どこかのストリッパーかダンサーかな?  「あ、あの? どちら様ですかね?」 どんな中小企業にでもすぐ溶け込めそうな平凡リーマンの幸臣がおどおど問いかければ。 不機嫌そうだった男の顔がさらにムスッとむくれた。 「来いよ、幸臣」 「え? なんで俺の名前っ、ちょ、あの、えっ?えっ?」 それは本当に不思議な生き物だった。 怪我をしていたのか、遊具の少ない公園のベンチ下にぽてころっと丸まって、心細そうにぷるぷる震えていた。 「どーしたの? だいじょーぶ?」 蝙蝠と猫が合体したような不思議な生き物はうるうるまなこで幸臣を見つめてきた……。 幸臣を問答無用に引き摺って男が訪れた先はラブホだった。 「あークソ、もうガマンできねぇ」 「えっいやっなにこのコ!? やめっやめてっあーーーーー!!」 お花柄のベッドに押し倒されるなり、幸臣は……本日初対面であるはずの男から熱烈なバキュームフェラチオご奉仕を施された。 ぎょぎょぎょぎょぎょっとした幸臣、股間に顔を埋めた男の頭を慌てて退かそうとしたが。 「ひっっ」 明らかに素人さんでない玄人なテクに一瞬にして腰砕けに。 ペニスを容赦なく咥え込んでくる見知らぬ男にあっという間に口内射精、してしまった。 「ッ……うあああああ~~っい、っいっちゃうう……!」 「んぶ……っんぶんぶ、んぶ、んぶ」 「ッ……の、飲まれてるっっ……さっき会ったばっかりのコにぃっ知らない人にぃっ飲まれちゃってるよぉぉぉ……」

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