「二人ともキスだけで、もう、こんなだな」 ボクサーパンツ越しにソフトに二人の昂ぶりを撫で上げてやる。 じんじんと熱く息づいているだろう肉茎をもったいぶった手つきで、カタチを確かめるように、そっと。 「ッ……センセ、もっと……ちゃんと触れよ……」 菊峯が自分から腰を跳ね上げて掌にペニスを押しつけてきた。 諏訪はピクピクと肩を震わせながらもじっと耐えていて反応は二人それぞれだ。 「しょうがないな、菊峯？」 嶋は菊峯だけボクサーパンツをずり下ろし、ちゃんと剥けて立派に怒張しているペニスを露出させた。 「わ……菊峯の、すごい……」 菊峯の有様に目を見張らせている諏訪のモノはまだ布越しに撫でるだけに留め、片方の肉茎をじかに愛撫する。 皮の境目から先端にかけて絡ませた五指を上下させる。 エラの括れを人差し指と中指で挟み込んで小刻みに擦り上げ、親指で鈴口を浅くなぞる。 「あ、う……ッ」 「濡れてきたな。きもちいいか？」 「いい……ッチンコ、きもちいい……センセェ……」 直接ペニスをしごかれて気だるげ気持ちよさそうにしている隣の菊峯に、諏訪は、一端唇をキュッと噛んで。 自分達の足元に腰を据えている嶋を半開きの双眸で見つめ、改めて、唇を開いた。 「嶋センセイ、俺も……俺のも、ちゃんとさわってください……」 これが堪らない。 普段は他者を優先して控え目でいる諏訪がおねだり、うん、堪らない。 「触るだけでいいのか、諏訪？」 諏訪のボクサーパンツをずり下ろせば綺麗に剥けたペニスが控え目どころか元気にお目見え。 顔を寄せ、臭いを嗅ぐ素振りに至れば「や……です、嗅がないでください」と小声で恥ずかしそうに願ってきた。 「蒸れた匂いがする」 「や、やだ……」 「お前の、もう濡れてる」 「ンンン……嶋センセ……な、なめ……舐めて……俺の、舐めて……？」 「ッ……俺のも……センセェ、お願い……チンコ咥えて……」 二人とも俺を萌え殺すつもりか。 生徒二人を交互に可愛がる嶋の唇。 口の中でビクビクと多感に悶える十代ペニスを熟練の舌遣いで確実に追い上げていく。 「んあ、あ、やばぃ……ッきもちぃぃ……やばぃーー……」 「んっ、ぅぅっ、んぅぅぅっ……っ」 一方をフェラしている間は一方をしごいて、余念がない教師、最上級のヒイキに没頭する。 「すご、すぎ……こんなん、慣れねーよ、諏訪ぁ……」 「はぁ……っ俺も、もぉ……菊峯、やばぃかも……」 菊峯の亀頭に舌先を絡ませ、諏訪の肉竿をリズミカルにしごきながら、嶋はチラリと頭上に視線をやった。 ダブルベッドに仲よく並んで横たわった菊峯と諏訪。 絵になる。 お似合いだ。 「菊峯、諏訪、二人でキスとか嫌か？」 なかなかスケベな嶋の提案に二人は蕩けつつある顔を見合わせた。 「何だよそれ……エロ教師……」 「なんで……菊峯とキスなんか……」 いける、これはいける、余裕でいける。 「どうしても嫌なら諦める」 「……センセェ、俺らがキスしたらコーフンすんの？」 「……嶋センセイが……どうしてもって言うなら……別に……」 嶋の視線の先で菊峯と諏訪は……たどたどしくキスした。 一発で興奮した嶋がさらに大胆に舐め、しごいてやれば、共に全身をゾクゾク波打たせて。 たどたどしかったキスは次第に濃厚さを増して舌同士の縺れ合いと化した。 「んっぷ……ッんぁっだめっいくっもぉいくッッ」 「んむぅぅ……っ俺も……っいきそ……ッッ」 二人はほぼ同じタイミングで十代スペルマを弾いた……。 「じゃあ、次は菊峯、諏訪の、咥えてみてくれるか」 仰向けにされて尻孔奥のコリコリした辺りを嶋の二本指に刺激され、優しくしごかれていた菊峯は、眼前に翳された諏訪のペニスを躊躇なく咥え込んだ。 「あ……っ菊峯ぇ……そんな強くしゃぶったら……ッ」 「諏訪、ほら、キスしよう？」 「センセェ……ん……ふ……っ」 菊峯をとろとろにしながら、友達にフェラされてもどかしげに身悶えている諏訪と、嶋は唇を交わす。 「ちゃ、んと……洗ってんのかよ、コレ、諏訪……？」 「っ……っ……来る前に洗ってきたし……あ、そんな、吸い過ぎだって……ン、ン、ン」 ムラムラが止まらない、ムラムラの波状攻撃だ。 「で、でちゃ、またでそぉ……っあ、もぉだめっっ……っ、っ、っ」 「ッッ……す、わ……っおま、ぇ……」 「菊峯に顔射したのか、諏訪」 「……ごめん、菊峯、間に合わなくて」 次は四つん這いにした諏訪の尻孔にクチュクチュと指を出し入れし、時に根元まで深く挿し込んではコリコリ付近をピンポイントでしつこく突いた。 「ンっンっンっンっ」 「諏訪、エロ……ッそんながっついて……俺のチンコそんなおいしーのかよ……？」 嶋にお願いされて菊峯のペニスをしゃぶっている諏訪は首を左右に振りながらも友達をじゅるじゅると吸い続ける。 生徒二人の前も後ろも念入りに可愛がってやり、生徒同士の仲睦まじいプレイも拝むことができた教師の股間はもう限界寸前で。 「二人とも無理するなよ？」 「ムリなんか……センセ、の、すげ……んぶ」 「嶋センセェの……すごく熱くて……おおきい……んむ……」 聳え勃つ教師ペニスに夢中になって這い寄る菊峯と諏訪の唇。 仲のいい二人は半分こ、勢いよく解放された嶋の欠片を迷わずゴックンしたのだった……。 「センセイ、俺、もしかしたら諏訪のこと……」 「……ずっと近くにいたからわからなかったけど、菊峯って、何だか」 それでいいと思う、菊峯、諏訪。 でも時々俺もまぜてほしい。 見学だけでも全く構わない、うん。 end