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暴飲偏食きらきら☆キラー/平凡×残念イケメン■小スカ

「加藤くんのおしっこが飲みたい」 加藤は耳を疑った。 聞き間違いかと思った。 「え? あ、ごめ、今さ、(やしろ)くん、何て言ったの?」 「加藤くんのおしっこが飲みたい」 聞き間違いじゃなかった。 クラスで一番、いや、学年で一番、違う、学校で一番イケメンだと言われているクラスメートのあの社くんが。 俺のおしっこ、飲みたい、言ってる。 え、なんで? 「あ、あれ、俺、なんか気に食わないコトしちゃった、とか?」 「え?」 「それ、からかってんだよね? だって本気なわけないもんね? 俺の、お……しっこ、飲みたい、なんて」 高校一年生の社はキョトンした。 体つきは平均だがその顔立ちは高得点レベル。 髪は茶色に染められて、両耳にはピアス、すべすべお肌。 「別に」 午前中の休み時間だった。 移動教室で、美術室へやってきて、後数分で授業開始というところでトイレに行きたくなった加藤。 だから駆け足で男子トイレへ向かって。 その後を社がついてきたわけで。 「からかってないけど」 どうしよう、なんか怖くなってきた。 社くんはすごくかっこいい、だけど、そういえば特定の友達がいないっていうか。 毎日色んな女子にきゃあきゃあされてるけど、反応薄いから、クラスのコはもうあんまり寄りつかないし。 「あ。順番、逆だったかも」 「えっ?」 「俺、加藤くんのこと、好きなんだ」 「すっ好きっ?」 加藤が聞き返すと社は照れるでもなく真顔で頷いた。 「だからおしっこ飲ませて」 どうしよう、すごく怖くなってきた。 好きだから、おしっこ、飲みたいって。 それもう変態じゃん。 すごい変態じゃん。 それに、好きって、どれくらいのレベルの? ああもう、イミわかんない。 「……あっ」 始業チャイムが鳴り出して加藤は焦った。 しかし自分のおしっこを飲みたいという社を前にしておしっこするのは、何だか、危ない気がして。 「あれ。しないの?」 おしっこをガマンして教室に戻った。 だがしかしやはり授業終了まで待てなかった。 「先生、すみませんっ、トイレ行っていいですかっ」 「加藤くん」 うわーーーーーっっ。 どうしようっ、また社くんが来たっ、どうしようっ。 「飲ませて?」 「むっむりむりむりむりっ」 「どうして?」 トイレでまた社と向かい合う羽目になった加藤。 しかし先程よりも緊迫状態にある膀胱、かなり危機迫った段階まで来ている。 おしっこしたいし、怖いし、内股になった涙目の加藤、自分に好意があるという社の前でちんこぽろりするのも嫌だし、どうしようどうしようと迷っていたのだが。 そうだ、個室にっ、個室ですればいいっ! 突っ立っている社のそばを擦り抜け、慌てて端っこの個室に駆け込んだ加藤。 がちゃり 鍵を閉めたのは間一髪滑り込んできた社だった。 あ。 もれ、もれちゃう、もれちゃうもれちゃう。 もれちゃうーーーーーーーーっ。 「あ」 後ちょっとでも身動きしたらアウトな加藤の前で社はすとんと膝を突いた。 狭い個室で。 加藤が履く制服ズボンのファスナーを速やかに下ろして。 ぱんつの前穴からペニスを取り出すと。 迷わず、ぱっくん。 「うっっっっ」 一切無駄のなかった社の行いを止める余裕もなくて。 リップクリームでも塗っているようなつやつやな唇にぱっくんされて。 そのまま加藤は。 「うーーーーーーーー」 シャアアアアアアアアアアっっ あ、あ、う、うそ、うそうそうそうそ。 社くんの口の中に、お……おし……おしっこ……しちゃってる。 シャアアアアアアアアアアっっ とまんない。 でちゃう。 ガマンしてたの、全部でちゃう。 社くんに全部飲まれちゃう。 「あ……あぅーーー……」 社におしっこをごくごくされて死にそうなくらい恥ずかしい加藤。 でも途中で止められなくて、社のお口に全開シャアシャアしてしまう。 「ご、ごめ……社く、ごめ……っ」 シャアアアアアアアアアアっっっっ 顔をまっかっかにして、思わずよろめき、扉に背中をぶつけた。 おしっこをごくごくしている社を正視できなくて、居た堪れなくて、身を捩じらせ、片腕で顔を隠して。 この世界から消えてしまいたいと祈った加藤であったが。 「ン」 不意に社が洩らした小さな呻吟。 どきっっとした。 く、苦しいんじゃ、社くん。 やっぱり、飲んでみて、おぇってなって、キツイんじゃ。 「ご、ごめんっ、社くんっ」 社が自ら及んだ真似に罪悪感を募らせて加藤が謝れば。 おしっこ完了したペニスを口内から解放した社は。 童貞ペニスの先っちょをぺろ、ぺろ、して。 「ごちそうさま、加藤くん」 ぞく、ぞく、ぞく、ぞく ぺろぺろしながら上目遣いで社に見つめられて、加藤は、気がついた。 これって。 ふぇ、ふぇ、ふぇらちお……ってやつ? 「あ」 童貞ペニスがぴっくん、元気に反った。 「あわわっ」 「あ、そうだ」 「え? なっなにっ?」 「この際だから、さ」 加藤くんの精液も飲ませて? 「っふぅ、っ、ふ、ふぅっ」 全身まっかになった加藤は声を殺すのに必死だった。 初ふぇらちお。 おしっこを飲んだばかりの社に童貞ペニスをしゃぶられて、腰はガクガク、全身ぴくぴく、反応しまくりで。 「しょっぱい」 嫌な顔一つせずに加藤を舐め舐めする社。 ちゃんと剥けているペニスを片手でゆるゆるシコシコし、先っちょにいっぱいキスしてやる。 「あ~~っ」 あ、だめだ、声出ちゃう、ほんとなにこれ。 社くんにちんぽふぇらされて、すっごい、きもちいい。 だってこんなの初めてだし。 カノジョいたことないし、経験、おなにーだけだし。 「はうっ」 で、でちゃう。 精液でちゃう。 おしっこ飲まれて、精液まで、社くんに飲まれちゃう。 ごくごくって、また、全部。 社くんのあったかい口の中に。 「うううううっ……んーーーーーーっっ」 一段と腰をガクガクさせて、加藤は、射精した。 社はおしっこと同じようにごくごく、ごくごく。 先っちょをしっかり咥え込んで一滴残さず飲み干した。 「あーーーーーー……っっ」 今にも崩れ落ちそうな加藤。 射精を終えても、絶頂の名残で、腰がビク、ビク、跳ねている。 加藤のおしっこも精液もごちそうさました社はゆっくりと立ち上がった。 「加藤くん、飲んじゃった」 頬を紅潮させるでもなく、双眸を熱く潤ませるでもなく、さっきと大して様子が変わらない社だが。 「うれしい」 俺のおしっこも精液も飲んだのに、絶対変態なのに、やっぱり社くんって、か、かっこいい……。 「次は童貞、食べさせてね」 「え゛っっ?」 ……社くんって、いわゆる、偏食ってやつなのだろーか。 end

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